島田洋一 blog (Yoichi Shimada)

　今日（26日）は、朝8時から、来日中の元CIA東アジア部長アーサー・ブラウン氏（写真）を囲んだ拉致議連主催の朝食会に出た。テーマは北朝鮮問題。

  議連からは、平沼赳夫会長以下、西村眞悟、山谷えり子、衛藤晟一、中川義雄、松原仁各議員が出席した。

  ブラウン氏の、「クリエイティブで戦略的な金融制裁で北朝鮮への圧力を強めるべき」との主張に対し、平沼会長が、中川昭一代議士が財務・金融担当大臣になったので、その辺り相談していきたいと応じた。

　ブラウン氏はまた、小泉第一次訪朝後、帰国した5人の拉致被害者を再び北に送り返すかどうかという議論が日本で行われているのを見て、心底驚いたと述べた。

  「拉致は犯罪だ。暴力団から被害者を取り戻した警察が、また被害者を暴力団に返すなど、あり得ない話だ」

  いまだに、被害者を返すべきだったと主張する加藤紘一のような人間がいることを、改めて情けなく感じた。