【2009年02月20日06時04分 更新】


1.秋篠宮さまが椎葉村を訪問
 (02/20 05:57)

秋篠宮さまが、19日、自然と人との関わりをテーマにした学術研究のため、椎葉村を訪問されました。秋篠宮さまは、古くから伝わる椎葉村の風習などに、強い関心を寄せられました。秋篠宮さまは、自然と人との関わり方などについて研究する、総合研究大学院大学の研究員として、18日から、県内を訪問されています。秋篠宮さまは、19日、大学の調査団の一行、約20人とともに、椎葉民俗芸能博物館などを見学されました。秋篠宮さまは、正月に「イノシシ」を玄関先につるす習慣や、「メージョウ」と言われる椎葉村の正月飾りなどについて、説明をお聞きになり、熱心に写真を撮られるなど、関心を寄せられていました。(秋篠宮殿下に説明された椎葉村教育委員会・甲斐眞后教育長)「気さくで、村の人にも挨拶されるし、庶民的で親しみやすい方でした。村の持つ、自然や動物、伝承に興味を持たれたのではないかと思う」この後、秋篠宮さまは、椎葉村からの要望に応え、平成17年の台風14号により、3人の命が奪われた被災地で、桜を植えられました。秋篠宮さまは、19日、椎葉村にお泊りになられると言うことです。


2.新年度予算など審議・2月県議会開会
 (02/20 05:58)

2月定例県議会が、19日開会し、約5600億円にのぼる、新年度の一般会計当初予算案などが提出されました。19日の本会議では、県側から、新年度の当初予算案など、62の議案が提出され、東国原知事が提案理由を説明しました。(東国原知事)「今を『転機』ととらえ、旧態依然としたスタイルを『転換』し、山積する諸課題ひとつひとつが『好転』するよう、新たな展開を図ってまいりたいと考えております」当初予算案の一般会計の総額は、今年度を0.6%上回る、約5625億円で、8年ぶりに、プラス予算となっています。今回の予算は、重点施策のひとつ、雇用創出・就業支援対策に、約35億円分の新規・改善事業を盛り込むなど、現在の経済情勢を反映した編成となっています。また、今議会には、国の2次補正予算の成立に伴い、国の臨時交付金などを含む、215億円あまりの補正予算案も、追加提案される予定で、介護福祉士をめざす人に修学資金を貸与する、新規事業なども盛り込まれます。2月県議会は、3月18日までの28日間にわたって開かれ、2月25日からは代表質問が、3月2日からは、一般質問が行われます。


3.県立延岡病院の医師確保を!署名活動
 (02/20 05:58)

県立延岡病院の医師を確保しようと、県北の地域住民が、19日、病院で署名活動をして、市民に運動への協力を呼びかけました。署名活動を行ったのは、延岡市の民間団体でつくる、「地域医療を守る県北ネットワークの会」です。19日は、会のメンバー約30人が、県立延岡病院の玄関前で、医師確保を求めて署名活動し、医師の負担を減らすため、病院の利用者に、「コンビニ受診」の自粛なども呼びかけました。(地域医療を守る県北ネットワークの会・芝弘光さん)「ぜひこの運動を皆さんに理解していただいて、できるだけ延岡に医者を喜んで派遣していただけるように、我々住民としても取り組んでいきたい」県立延岡病院をめぐっては、4月に、6人の医師が、大学への引き上げなどを理由に、退職する事になっていて、救急医療体制への影響が懸念されています。ネットワークの会では、10万人分を目標に、2月25日まで署名活動を続け、早ければ2月中に、東国原知事などに対し、医師確保を求める嘆願書を提出することにしています。


4.高校生殺傷損害賠償訴訟第一回口頭弁論
 (02/20 05:59)

延岡市で起きた高校生殺傷事件で、亡くなった高校生の両親が、男性受刑者とその養父母に対し、損害賠償を求めている裁判の第一回口頭弁論が、19日、宮崎地裁延岡支部で開かれました。この事件は、平成16年、延岡市で、当時高校生だった森重和之さんが包丁で殺害され、一緒にいた女子高校生も重傷を負ったもので、殺人などの罪に問われた23歳の男性受刑者は、懲役26年の実刑が確定しています。こうした中、森重さんの両親は、男性受刑者と、その養父母に対し、慰謝料など、あわせて8370万円余りの損害賠償を求める訴訟を、1月、宮崎地裁延岡支部に起こしました。19日の第一回口頭弁論では、男性受刑者を被告とする訴訟が、即日結審し、2月26日に、判決が言い渡される事になりました。今後は、養父母を被告とする訴訟の審理が行われ、養父母側は、監督責任について争う姿勢を見せています。


5.タクシー強盗訓練
 (02/20 05:59)

タクシー強盗の被害に備えようと、19日、宮崎市のタクシー会社で、防犯訓練が行われました。防犯訓練は、宮崎市に本社を持つ宮交タクシーが、初めて行ったもので、乗務員約30人が参加しました。タクシー内では、乗務員が1人であることや、犯人にとって、都合のよい場所や時間が選べることから、強盗事件が発生しやすいとして、宮崎南警察署の担当者が、注意を促しました。この後、実際に犯人役を立てて、強盗にあったときの対処方法を訓練し、落ち着いて犯人と話すことや、防犯灯を点けることなどが確認されました。(訓練をうけた乗務員は)「訓練通りにできたらいいように、いつも頭の中に入れておきたいと思います」「落ち着くことが大事だと思ます。速やかな対処ができたらいいなと思います」このタクシー会社では、運転席に防犯用の仕切り版を設けているほか、車の位置情報を把握するシステムを導入していて、今後も、訓練などを重ねて、タクシー強盗に備えたいとしています。


6.西島千博さんバレエ公演
 (02/20 05:59)

日向市出身のバレエダンサー、西島千博さんの舞台、「ネオ・バレエラ・プレゼンテ」が、19日から宮崎市で始まり、公開リハーサルの様子が報道関係者に披露されました。西島千博さんは、日本を代表するトップダンサーとして世界で活躍していて、ドラマや映画の出演をはじめ、舞台の演出なども手がけています。19日夜からの公演を前に、19日午後2時から行われた公開リハーサルには、福祉関係者など500人が招待されました。今回の公演は、MRTの55周年事業として企画されたもので、バレエに加えてマジックなど、様々な舞台芸術の要素を取り入れた、新しいエンターテインメントとして、西島さんが、振り付け、出演、演出を務めています。(西島さん)「たくさんの素材を集めて、本当にバレエを超えたエンターテインメントショーになっています。ぜひぜひ幅の拾い人たちが楽しめる舞台になっているので、この機会に足を運んでいただけたらと思っています」全国ツアーに先立って、宮崎が初公演となる『西島千博ネオ・バレエ「ラ・プレゼンテ」』は、20日も、午後2時と7時の2回、公演が行われます。


7.振り込め詐欺を防止、銀行員に感謝状
 (02/20 06:00)

振り込め詐欺の被害を、的確な対応で未然に防いだ、宮崎銀行吾田支店の行員2人に、19日感謝状が贈られました。表彰されたのは、日南市にある宮崎銀行吾田支店の次長、長友章浩さんと、窓口担当の長代知子さんの2人です。19日は、日南警察署で感謝状の贈呈式が行われ、中園雅夫署長が、長友さんら2人に、感謝状を手渡しました。2人は、2月12日、日南市内の75才の女性が、「甥から頼まれた」として、現金を振り込もうとしていたところ、不審に思い、この女性に助言するなどして、被害を未然に防ぎました。(長友章浩さん)「お客様の大事な資産なので、詐欺集団にとられなかったというのが、一番私どもとしてもうれしい」日南警察管内では、去年、あわせて8件、約1000万円の振り込め詐欺の被害が確認されています。


8.チャリティー雛人形展
 (02/20 06:00)

都城市では、会場で募金活動などを行う、チャリティー雛人形展が開かれています。この雛人形展は、都城市吉尾町のランの販売業者「南光園」が、地域に貢献しようと、初めて企画したもので、会場には、約300体の雛人形が展示されています。なかには、江戸末期に作られた由緒ある雛人形や、豪華な屋敷に、人形が納められている珍しい雛壇もあり、訪れた人の目を惹いていました。入場は無料ですが、会場では、雛飾りなどの工芸品が販売されているほか、募金箱も設けられています。売り上げの一部と募金は、都城市の社会福祉協議会に寄付されることになっています。チャリティー雛人形展は、都城市の蘭博物館で、3月15日まで開かれています。