最終更新: 2009/02/20 08:38

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無免許医療行為の偽整体師に対する初公判 小松忠義被告、全面的に起訴事実認める

医師免許がないにもかかわらず、女性に「子宮筋腫が手で小さくなる」などと医療行為をし、医師法違反の罪に問われた男に対する初公判が19日に開かれた。
2008年10月の逮捕時、小松忠義被告(68)は「みんな聞いてくれ、必ず切腹して死ぬから。おれがね、医師法違反っていってね、こんないじめられてんだよ、警察に」と怒鳴り散らしていた。
起訴状によると、小松被告は「18cmの筋腫は、2cm小さくしておいたからな」、「これを手遅れという。患部が胃の方まできている」などと言い、医師免許がないにもかかわらず、女性に「子宮筋腫が手で小さくなる」などとして、医療行為をしたという。
2008年、FNNが取材した際には、小松被告は「わたしの診断といたしまして、後頭神経がマイナス3、自律神経がマイナス4、目が相当悪いです」などと診断し、さらに「これが独学の、日本でない、世界初の小松式の整体」などと話していた。
逮捕の2日後には、小松容疑者は別人のような姿で現れた。
19日の初公判で、小松被告は「全くその通りでございます」と、全面的に起訴事実を認めた。
2008年5月までの7年間で、およそ2億円を荒稼ぎしていたという。

(02/19 20:14)


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