2009年02月19日

[江東・殺人]星島被告への死刑回避に思う

侍蟻SamuraiAri声明Statement

死刑とすべき点を能動的に追及せよ!

 平成20年4月に東京・江東区のマンションで発生した会社員女性殺害・死体損壊事件で、このほど東京地裁(平出喜一裁判長)は星島貴徳被告に無期懲役の判決を下した。

 厳として死刑を求めた遺族の思いは届かなかったわけだが、類例を見ない残忍な犯行で社会的影響が極めて大きい同事件が果たして本当に死刑に相当するものではなかったのか−。

 当ブログなりに検証を試みたい。

 まず、読売新聞は次のように死刑を回避して、無期懲役を選択した判決の要旨を伝えている。


戦慄すら、でも残虐極まりないとまでは…星島被告判決
 
【江東・女性殺害 星島貴徳被告に対する判決の要旨】

 殺人については、包丁で被害者の頸(けい)部を突き刺すなどしており、残虐かつ冷酷である上、死体損壊、死体遺棄については、死体を細かく切断して投棄したという戦慄(せんりつ)すら覚えるものであって、死者の名誉や人格、遺族の心情を踏みにじる極めて卑劣なものである。

 被害者は、何らの落ち度がないにもかかわらず拉致された上で尊い命を奪われており、遺族らの処罰感情がしゅん烈を極め、社会に与えた衝撃も大きい。検察官が死刑を求めるのも理解できないことではない。

 しかしながら、殺害の態様は執拗(しつよう)な攻撃を加えたものではないし、残虐極まりないとまではいえない。死刑を選択する基準という観点からは、被害者が命を落とした後である死体損壊などの態様を過大に評価することはできない。

 被告人は強姦(ごうかん)の目的で被害者を略取したものの、結局、わいせつ行為にすら至らなかった。住居侵入などは計画的であることが認められるが、殺人、死体損壊などは、逮捕を免れるために被害者の存在を消してしまおうと考えたのであって、事前に計画されていたとは認められない。

 被告人に前科前歴はまったくなく、犯罪とは無縁の生活を送っていた。逮捕された後は、犯行を自供し、その後も一貫して罪を認めており、また、被害者の冥福を祈り、自らの罪を悔いて謝罪の態度を示しているなどの事情が認められるから、矯正の可能性がいまだ残されている。

 被告人の有利な事情も考慮すれば、死刑をもって臨むのは重きにすぎる。無期懲役に処し、終生、生命の尊さと自己の罪責の重さを真摯(しんし)に考えさせることが相当と判断した。 
(2月18日12時26分配信 読売新聞)


 まず争点となったのは星島被告の行ないは死体を細部にわたって分解し遺棄するという残虐極まりないもので、おぞましいことこの上ないのは言うまでもない。

 かつて『ゴルゴ13』という漫画で人肉を骨に至るまで細かく砕いて水洗トイレに流し、殺人事件の痕跡を消すという手口を推理するシーンがあったが、東京・江東区マンションでの殺人・遺体損壊事件はそれを想起させるものであった。

 しかし、裁判で裁かれたのは星島被告が殺害に至った事実であって、殺害後に何をどうしたかが争点とはならなかった。

 ここで感情的と言われようが何と言われようが、私なりに死刑に値すると思える要因について言及してみたい。

 星島被告は被害者の東城瑠理香さん=当時(23)=を「強姦(ごうかん)の目的で被害者を略取したものの、結局、わいせつ行為にすら至らなかった」とあるが、昨今、変質的性向の者によって人の人格を無視した監禁・暴行によって自分にとって従順な性奴隷として育成しようとする事件が多くなっているように思う。

 新潟県で女子児童を9年間にもわたって監禁した事件はその典型例と言えるだろう。

 この星島被告には前科・前歴などはなく、犯罪とは無縁の生活だったことも死刑が回避された要因だが、それ以上に被害者には殺害されるに至る落ち度や瑕疵、過失がなかったことも事実である。

 星島被告に思わせぶりな態度をとったわけでもなく、また出会い系サイトだか何だか、どこの誰とも分からぬ相手に無警戒にも会いに行ったりした末に起きたことならいざ知らず、偶然、目をつけられたことに端を発する、まことに不幸な結末だ。

 確かに死んだ人間は何をどうしようが還っては来ない。
 生きている側つまり加害者をどうするか、どう更生させるかに重点を置くというのも一つの考え方ではあるのかも知れないが、星島被告の生活歴を云々するなら、殺人事件と残忍な遺体損壊に及んだ星島被告以外の、これまで前科前歴がなく犯罪とは無縁の生活を送っている大勢の人々にこそ重きを置いてもらいたいものだ。

 今後の日本では児童ポルノへの規制強化によって、表面からは卑猥な画像・映像が姿を消すかも知れないが、欧米並に陰湿な性犯罪が増加することが懸念される。

 前述のように猥褻や強姦を目的とした略取、調教と称した監禁・暴行といった変質的事件が起きている世の中で、次はどの女性・女児が被害に遭うのか分かったものではない。

 同様の事件を抑止する観点からも死刑が望ましかったように思う。
 
 そして星島被告に対して、被害者の東城瑠理香さんの遺族らが厳と「死刑を求む」とした遺族感情は重く考慮されるべき要素である。

 例えば被害者に遺族がいない天涯孤独な身であった場合、当然、死刑を求むとする遺族感情も何もなく、その点が裁判で考慮されなかったとしても止むを得まい。

 これは仕方のないことで、一般的にも世界中のどこかで今日も大勢の人間が殺戮されているというのに、遥か遠くの国で起きていることにまで誰しも考えが及ばない。

 同じ日本でさえ、どこの誰とも分からない人間が死んだところで自分に関係がなければ悲しむこともなければ憤ることもない。

 それを逆に考えるなら「死刑を求む」とする遺族感情は大きな要素となるべきものである。

 一人の人間が殺されたことで嘆き悲しみ、激しく憤る人々がいる。

 単に一人の人間の生命を奪うにとどまらず、その周囲にいる人々をも絶望へと追い落とした罪は決して軽くはない。


応援クリック宜しくお願いします!

侍蟻を応援クリック  



14b86164.gif








☆移民の受け入れに反対する署名サイト
http://www.shomei.tv/project-59.html


http://www.murayamadanwa.com/




<告知>

今月の集会とデモ行進のお知らせ


韓国から竹島を奪還するぞ!デモ行進

<日本政府は軍事力を含めたあらゆる手段で竹島を奪還せよ>

竹島を韓国領という不逞朝鮮人を日本から叩き出せ

【日時】
平成21年2月21日(土) 13時半集合
決議文採択などのあと14時デモ行進出発

場所:渋谷宮下公園
http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=35.65832083&lon=139.70583389&sc=3&mode=map&type=scroll

※雨天決行 プラカードの持参を歓迎

◆竹島の日とは、竹島が島根県に編入された日である。
 1905年(明治38年)2月22日日、島根県告示第40号に基づき、島根県知事が所属所管を明らかにしたことに由来する。

◆その竹島が韓国に軍事占領されて久しく、この不当な現状が既成事実化している。それは偏に韓国に対する日本政府の弱腰腑抜けに起因する。
 この腑抜け弱腰外交は韓国・朝鮮人を増長させて止まず、今や対馬まで韓国領だとして侵略の野望をむき出しにしている。

◆竹島は江戸時代から日本固有の領土であり、明治38年に日本の領土として閣議決定し、国際的にも認知され、隠岐島司に移管され島根県に属してから今年の2月22日で104年になります。

 戦後昭和27年に韓国の李承晩大統領は日本の国防の不備を突き、一方的に海洋主権宣言を行ない、李ラインを引き竹島の領土宣言をして今日に至っている。その後我が国漁民は拿捕による屈辱的苦痛を強いられ、朝鮮人の不法操業による甚大なる経済的損失を被っている。

◆先祖が営々として築き上げてきた領土を守るのは日本国民に課せられた義務である。
 竹島を韓国領と言い張る不逞朝鮮人を渋谷から、この日本から一人残らず叩き出そう。
 日頃の思いの丈をデモ行進で声高く叫ぼう!「韓国の日本侵略を許さないぞ!」「不逞朝鮮人は日本から出ていけ」と。

【呼びかけ】
主権回復を目指す会、せと弘幸Blog『日本よ何処へ』、在日特権を許さない市民の会、外国人参政権に反対する市民の会・東京、千風の会、日本を護る市民の会

【連絡】
西村修平(090−2756−8794)



Posted by samuraiari at 23:48 │Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!死刑執行要求運動 

この記事へのトラックバックURL

http://app.blog.livedoor.jp/samuraiari/tb.cgi/51297331