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小林、加藤らK点越え/ノルディック世界選手権

 ノルディックスキーの世界選手権に挑む日本複合陣が飛躍で好感触を得た。16日にノーマルヒルの公式練習に参加した小林範仁(東京美装)ら3人がK点越えを重ねた。

 降り続いた湿った雪の中、小林は伸びのあるジャンプを披露した。1回目はK点越えの94・5メートルで、3回目も97メートル。「いいジャンプができた。感触はいい」と充実感たっぷりに話した。

 ジャンプが得意な新鋭、加藤大平(サッポロノルディックク)も好ジャンプを連発し「飛びやすい」と笑顔を浮かべた。高橋大斗(土屋ホーム)は「(飛べるという)感覚がない」とこぼしながら、この日の最長不倒となる102・5メートルを含めて3回ともK点を越えた。

 14日のワールドカップ(W杯)で、後半距離で追い上げて6位となった小林は「個人戦は全部(上位を)狙っている」と宣言した。3試合ある個人戦で、走力で小林を上回るキルヒアイゼン(ドイツ)デモング(米国)らより飛躍で好成績を残せれば、メダル争いも可能だ。

 加藤は、飛躍2回で争う19日の個人戦(前半距離一斉スタート)に照準を合わせる。距離に不安を抱える高橋は、飛躍の比重が大きいラージヒルで競う28日の個人戦までに調子を上げる構えだ。 (共同)

[ 2009年02月17日 17:16 ]

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