「トキめき新潟国体」冬季大会スキー競技会が17日、開幕する。47都道府県から選手や監督、役員ら1972人が参加する。開会式の会場となる湯沢町の湯沢カルチャーセンターでは16日、職員らがのぼり旗やテントを設置。玄関前には高さ約3メートルの大会マスコット「トッキッキ」の雪像も完成し、会場は本番を待つばかりとなった。
新潟地方気象台によると、会場一帯には16日朝から雪が降り積もり、午後5時現在で湯沢45センチ、十日町36センチの積雪を記録。雪不足が心配されていた十日町市の吉田クロスカントリー競技場でも約30センチの新雪が積もり、市国体準備室の担当者は「このまま降り続ければ、いいコース状態になるのでは」と喜んでいた。
開会式は17日午後1時から。18日から20日まで、大回転、距離、ジャンプなどの競技が行われる。【畠山哲郎】
毎日新聞 2009年2月17日 地方版