 登別市と登別観光協会、いぶり中央漁業協同組合、登別まちづくり促進期成会は16日、サンライバスキー場(市内カルルス町)を訪れたスキー修学旅行生に三平汁を振る舞い、生徒たちの心と体を温めた。
「『環境(資源・衛生)』を基盤とした『観光(景観・温泉)』との熱い連携、そして深い『感動(食・交流)』を」をテーマ据えた登別・白老(虎杖浜)地域マリンビジョン計画の一環として、3年前から取り組んでいる。
この日もてなしたのは、広島県にある三原東高校の2年生200人。登別漁港で水揚げされた旬のスケソウダラに、道内産ダイコンやニンジン、ジャガイモなどを盛り込んだ三平汁を300食用意した。
レッスンを終えて引き揚げてきた生徒たちは、スタッフから手渡された湯気の立つ丼にほおを緩ませ「いただきます」。初めて食べる生徒が大半だったが、「おいしい」「体が温まる」と評判は上々。口いっぱいに広がる北海道の味覚に感激していた。 (有田太一郎)
【写真=地場産品が盛り込まれた三平汁を味わう三原東高の生徒たち】
|