ノルディックスキー世界選手権を前にユリアンティラ・コーチに聞く

　ノルディックスキーの世界選手権は１８日にチェコのリベレツで開幕する。団体で前回の札幌大会３位に続くメダルが期待されるジャンプ陣を率いる、フィンランド人のユリアンティラ・ヘッドコーチに聞いた。

　−−団体での目標順位は。

　「５位。現実的に考えて日本の実力は４〜６位だ。百パーセントのパフォーマンス、百パーセントの体調、百パーセントの幸運が必要。一つでも欠ければメダルに届かない」

　−−２年前の札幌大会より力は上がっているが。

　「札幌での銅メダルはラッキーだった。今は２年前よりは確かにいい。しかし他国のレベルも上がっているので、楽観はできない」

　−−日本勢活躍には。

　「ジャンプは精神的な要素が非常に大きい。試合だけに集中し、練習と同じことができれば。リベレツは風向きが頻繁に変わるので運も大事」（共同）