♪♪サンタさんとロスキルと妖精たちの棲む聖なる森♪♪

君とはたくさん、やりとりしたね。

こんなにお話するのは、なんて久しぶりなんだろう。

だけど、もう、私は巣立ちの時季を迎えようとしている。

君は気付いていないのかもしれない。

一生気づいてくれなくたっていい。

君は人よりも努力して、何もかもわかって、わかっているふりがうまいから。

誇らしげな君が羨ましかった。

けど、もう羨ましがることもない。

だけど、今日は何倍もきつくて辛くてたまらなくて、帰り道も一人きり。


周りもきつかったのかもしれないけど。

この辛い気持ちなんて、分からないよね、誰にも。

ごめんね。


明日が見えない。

私はやっぱり、浅はかだったのかもしれない。


そんなとき、君の優しさが身に染みた。


けど、それだけにしておいて。


私は、大丈夫だから。





もう、必要ない。




巣立ちが近いから。





どうか、お互い集中しなきゃ。





振り向かないで。




光を与えないで。




もう、いいから。




私には、そんな光必要ない。




頼むから、ほっといて。




嫌いだよ。





許せないよ。




ごめんね。