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夜間休日の一次救急輪番制、4月以降も継続へ〜市は救急センターの施設設備を
(2月19日付け)
 今年3月までをメドとして紋別医師会と道立紋別病院が輪番制で行っている紋別市の夜間休日の一次救急体制は、4月以降も継続することになった。
 市が4月からの開設に向けて医師確保などの準備を行っていた市救急センターの医師が揃わず、4月からの開設が不可能となったことによる。輪番体制の継続は当面は9月までとする。
 市では医師会などからの要望を受け、当面は医師はいなくとも施設整備を行い、医師が確保できればすぐにスタートさせたい考え。市によると市内の廃業した病院を改修するなど候補案があるという。
 市が公募した勤務医は内科医、外科医各3人だったが、今のところ応募はゼロとなっている。
 宮川良一紋別市長は「非常勤医でもいい。医師が1人でも確保できれば、まず救急センターをスタートさせ、輪番制に組み入れたい。救急センターのスタートに向け、看護師などのスタッフの募集にも取り組みたい」と話している。

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