2009年2月19日 14時6分更新
リボンのような黄色い花びらが特徴の「アテツマンサク」が、岡山県新見市で見ごろを迎えています。
「アテツマンサク」は、広島県北部から岡山県の北中部にかけて自生する植物で、大正時代に当時、阿哲郡と呼ばれていた新見市で発見されたことからその名がつけられました。
新見市大佐の柴田光政さんが自宅の裏庭につくったおよそ1ヘクタールの「マンサク園」にはおよそ3000本の「アテツマンサク」が植えられていて、先月下旬から黄色い花を咲かせ始めました。
「アテツマンサク」はこのところの陽気で一気に開花が進み、今見ごろを迎えていて、あたりに、ほのかな香りを漂わせています。
花はリボンのような形の4枚の花びらが十字型についているのが特徴で、週末には県内外から多くの植物愛好家などが観賞に訪れるということです。
新見市の「アテツマンサク」の花は来月下旬ごろまで楽しめるということです。