2009年2月19日 14時6分更新
おととし、岡山市で当時4歳の次男の足の指を切断して大けがを負わせたなどとして、傷害の罪に問われている父親の初公判が岡山地方裁判所で開かれ、父親は起訴事実を認めました。
岡山市当新田の無職、長石学被告(39)はおととし9月、自宅で、当時4歳の次男の左足の小指を刃物で切断し、大けがをさせたなどとして傷害の罪に問われています。
18日の初公判では、起訴状が朗読されたあと、裁判官が「間違いありませんか」とたずねたのに対し、長石被告はうなずいて起訴事実を認めました。
このあとの冒頭陳述で検察側は、「被告は自分になつかず言うことをきかない次男に腹を立てて、刃物で足の指を切断し、妻には口裏を合わて事実を言わないよう指示した」と、犯行のいきさつを指摘しました。
次男は、家庭の事情で生まれてすぐに児童養護施設に預けられ、事件の当日は長石被告と妻が一時的に連れ帰っていました。