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【栃木】

同乗の女に懲役1年6月を求刑 引きずり事故初公判

2009年2月19日

 宇都宮市で昨年末、女性が飲酒運転の乗用車に約七百メートル引きずられて死亡した事故で、車に同乗していたとして、道交法違反の罪に問われた同市の元ペットショップ店員、八反恵被告(26)の初公判が十八日、宇都宮地裁であり、同被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は懲役一年六月を求刑し、即日結審した。判決は三月三日。

 検察側は「徹夜で遊んだ後、直接職場に行きたいがために車の運転を頼んだ八反被告の行為は極めて自己中心的」とした。弁護側は情状酌量を訴え執行猶予刑を求めた。

 起訴状によると、八反被告は昨年十二月十七日早朝、友人の同市、無職田中英典被告(24)=自動車運転過失致死罪などで起訴=が酒を飲んでいると知りながら車に同乗したとされる。

 

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