明けて2日目、冊子掲載のための取材が終わったところで汐美荘の女将と「料理も温泉も見晴らしも最高でした!」「がんばってらっしゃるのね~」などと讃え合い、パチリ。汐美荘はフリーマガジン「DEN」の協賛スポンサーさんでもあります。
国指定の重要文化財でもある武家屋敷若林家住宅。ライターさん、カメラマンさん、コーディネーターさんが冊子の取材で働く中、観光をエンジョイ。
村上では平安の昔から鮭が特産として知られ、世界に誇る鮭文化を築いてきたとのこと。江戸時代には、鮭は村上藩の重要な財源とされ、大切にされてきたとのこと。鮭漁をさらに盛んにしたのが藩の下級武士、青砥武平治。武平治は世界で初めて鮭の回帰性を発見し、「種川の制」という「自然ふ化増殖システム」を考案。エライ!さらに村上は明治11年、アメリカの人工ふ化技術を日本ではじめて取り入れ、これに成功。日本では、無数の川に鮭が帰ってくるが、村上ほど、鮭を守り、育てようとの思いを持ち、独自の鮭文化を築いた地はないのだ!と、村上市観光協会HPの文章をリライトして紹介してみました。
囲炉裏端で寛ぐ取材スタッフ。いただいたお茶が美味いこと!村上茶は、生産地としては、日本の最北限の地にあり、他産地にくらべ寒い冬の季節が長く、年間の日照時間が短かくなっているため、炭酸同化作用がおだやかで渋味の素であるタンニンの含有量が少なく甘味が強く感じるんだとか。また、村上茶は長い間の自然交配による寒冷地向きにできた混合茶樹で栽培されているため、ミックスブレンドで独特なまろやかな味が生み出され、高級な村上茶として親しまれているとのこと。一般に良質の茶を産するには、ある程度茶樹の樹令が古い方がよいと言われるが、村上の茶の平均樹令は150年以上。なかには300年以上の木もあって一部専用茶園では改植が開始されているのだ。これまた観光協会HP情報です。
隣接の村上歴史文化館にも寄ってきました。村上、岩船地域の衣食住の生活道具のほか諸職、漁猟、農耕などの多様な資料を随時入替ながら展示中。フリーマガジン「DEN」もバッチリ置いてあり、自分も「あ~、取材されてた『おてて絵本』の絵本作家さん!」って、受付のオネーサンたちに知られてました。
続いて、「おしゃぎり会館(村上市郷土資料館)」へ。「おしゃぎり」 とは、村上大祭で引き回される山車のこと。「おしゃぎり」のほか、鎧や兜など多数の歴史資料が展示されます。「これ、サトシンさんに似合いそうですね」と言われ、どれどれ?と見たら、足軽の装束。るせー!
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