2009年2月18日

梅の香もわからぬ鼻で花を話す話かな

相変わらずまだ風邪の諸症状ぴーぽーしてますが、今日は北風ぴーぷーしそうにないので、長年の懸案(?!)だった水戸偕楽園へと出かけてみることにしました。
水戸方面へは、JR常磐線のみで行けるという固定観念に囚われていて、それで調べてゆくとちょうど乗りやすい時刻に電車がないという印象があります。ところが他にもルートが存在していて、埼玉からならばわざわざ東京・千葉を経由せずに、栃木の小山から水戸線を使う方が、時間もかからなく料金も安くなることに気付きました。水戸線の両サイドほとんどは、地平線の方まで田園地帯という眺めです。初めて乗車する路線は、景色がとても新鮮に感じられます。そして田んぼの中に突如として巨大なショッピングモールがあるみたいな、、、。
水戸駅から偕楽園までは、バスに乗っても歩いても15分くらいで行けるようなのですが、千波湖のいちばん東端に着いたときに一羽のコクチョウがのっしのっしと歩み寄ってきたので、写真を撮っていたら、、、あっ!!コブハクチョウが来た!! おっ!!いつのまにか何羽もコクチョウが来た!! ああっ!!コハクチョウの群れがいる!! という具合で気がついたらデジカメの2Gメモリー1枚使い切っていました(^^;)
ところで「水戸の梅まつり」は、あさっての20日から3月31日までです。

2009年2月17日

孤独カモメ、そうかもね

一番近い海までは、50キロ以上の距離がありそうなところなのですが、今年も一羽だけ黄色いクチバシをしたカモメがやってきました。渡鳥にとっての数十キロは、たいした距離ではないのかもしれませんが、去年に続いて、たった一羽だけ来る理由はなんなのでしょう???
今日は、孵らぬ卵を抱き続ける黒鳥はどうしているのか、吉祥寺まで行くつもりでいましたが、あまりに冷たい強風が吹き荒れていたので、お散歩は取りやめにしました。
風邪薬は、即効力がすべてのような気がします。でも飲んでいるのは漢方薬に分類される錠剤の「葛根湯」。風邪の諸症状の緩和に、なにか役立っているのかも謎なくらい効き目のはっきりしない薬です。昨日から今朝にかけては、咽喉の痛みと咳が主だったので、大量のノド飴とうがい薬を併用しました。うがい薬は、痛いくらいに咽喉にしみて、風邪の菌が断末魔の叫びをあげて滅びてゆく妄想につながるのですが、実際にそんなことになっているかどうかは分かりません。日本人は、マッサージなんかでも痛いくらいでないと効果がないように感じてしまうところがありそうです。
午後からは、咽喉の痛みがなくなって、鼻水・鼻づまりに移行したようです(^^;)

2009年2月16日

てふてふひらひら、春まだ遠い?

目覚めたとき、、、咳はでそうになく咽喉の痛みもないので、おっ!!この小康状態は、一晩で風邪に勝利したかと思ってしまいましたが、風邪の方が寝坊しただけでした(^^;)
紙を蝶の形に切り抜いて、割り箸など棒の先につけ、ひらひらさせていると本物の蝶が仲間がいると思って近づいてくるという幼稚園工作についてふれたことがありますが、もっとリアルなフェイクひらひら蝶が売られていました。実は、先ほど撮った写真を見ていて気付いたので、左隅にちょこっと写っています。目黒駅の近くにあった花屋さんなので、たぶん花束の飾りとして添えられるものなのかもしれません。売っている側は、それを振れば蝶が寄ってくるなどとは、微塵も想像していない可能性があります。
さてさて某Aと某Bの意外な結びつきということにお話が展開してゆく予定でしたが、風邪ぼっーと頭では、無理なようなので、また今度。

2009年2月15日

くしゃみ3回、人の噂は75回

風邪をひくと、ちゃんちゃんばらばら、、身体の中で陣取り合戦でもしているような錯覚(実感?)になります。風邪の諸症状がいろいろでているうちはまだ身体が劣勢ということなのかもしれません。小学校の校庭の真ん中に大きな木がありました。熱が出ると、その木に吊されて、わたしが時計の振り子のように揺れている夢を必ず見ました。咽喉のすごく奥の方から黒い痰がでると、すっと熱が下がって、清々しい感じがしたものです。年に一度はそんなことがあったように憶えているのですが、大人になってからは、あまり発熱することもなく、めったに風邪の諸症状すらご無沙汰で、風邪薬を飲んだのが一体何年ぶりなのかも分からないくらいです。風邪に早々に勝利するには、なにもしないでひたすら眠るのが肝要かもしれませんが、今回は働きながら長期戦も覚悟で、、、。

2009年2月14日

カンガルーがいる「れ」

バカ陽気に付ける薬はなさそうですが、もう明日からは寒さが戻ってきてしまうようですね。咽喉が痛く、少し咳がでて、かすかな頭痛がします。これに加えて目が痒いので、風邪と花粉症のダブルぱ~んち!!かもしれません。
埼玉県桶川市にある「さいたま文学館」主催の講演会へと行きました。講師は、推理小説家の北村薫氏で「読むこと・書くこと」というテーマで、インタビュー形式1時間半のお話でした。先入観も偏見もないかわりに実はこの著者の作品を一冊も読んだことがありません。わたしの本棚を見渡したら単行本が一冊ありましたが、まだ読んでない分でした。やはり対象への興味というのは、睡魔払いの重要な要素のようです。3歳の子供が、ひらがなの「れ」を見て、「カンガルーがいるね」と言ったというエピソードからお話が始まったようでしたが、、、外の陽気とは裏腹に会場内はエアコンが効きすぎで寒くて、安眠できませんでした(笑)

2009年2月13日

ロココはこころのロコモーション

「色眼鏡で人をみる」とは、「偏った物の見方や先入観にとらわれた物の見方」のことのようですが、なんだか常に色眼鏡を使ってしまっているかもしれません。全くの無知であれば、先入観もないかもしれませんが、むしろ先入観が覆されたり、力ずくでねじ曲げられるダイナミズムを楽しむってのが人生の面白味になりそうな感じがします。
「祝祭の衣装展~ロココ時代のフランス宮廷を中心に」の目黒区美術館と「ポワレとフォルチュニィ~20世紀モードを変えた男たち」の東京都庭園美術館とを見てきました。前者のマネキンは顔の部分だけ付け替えられる仮面型で、後者は卵形みたいなのっぺらぼーでした。保存状態が良かったのか、18世紀や20世紀の初め頃の服には見えなくて、展覧会用に複製したものなのかと思ってしまったくらいです。
あまり見たいものではありませんでしたが、初めて目黒寄生虫館へ行って見ました。古びた洋館で、薄暗い中に変色したホルマリンに漬けられた寄生虫が硝子壜に入れられて並んでいるというおどろおどろしい感じの「先入観」があったのですが、香水の壜でも並べて売ってるかのようなおっしゃれ~なお店風でした(笑)
関東でも春一番が吹いたようなことを天気予報の時に言ってましたが、ほんとかよ?!といきなり耳に色眼鏡、、、。

2009年2月12日

歪んだ時計は、ダリの落とし物?

自分がいる世界とは、こんなにも鮮やかなんだ!!と思ったのは、初めてコンタクトレンズを装着した時の数分間だったかもしれません。
今、公開されている映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生 」は、観にゆく予定もありませんが、これは一種のタイムトラベラー話なのでしょうか?歴史的事実とリンクさせてゆくみたいな手法は、「フォレスト・ガンプ」調? 公式サイトで予告編をみただけで、全部観た気になってしまいました(笑)
映画の内容はともかく、原作が『華麗なるギャツビー』などを書いたスコット・フィッツジェラルドというのが、とっても意外でした。これもまた読んでもいないのに申し訳ないすまぬすまぬになってしまいますが、映画を観るほどには面白くないのではないかという予感がします。あるいは、どんな掌編でも長大な、感動的な映画に変容しうるということでしょうか。歪んだレンズの眼鏡をかけて、やっとスッキリみえる世の中には住みたくないものです、、、。