◆世にも奇妙な指6本物語◆

人間の指は5本です。ドラゴンボールのピッコロはナメック星人なので指は4本でした。まあ、たまに指5本になったりしてましたが、そこはヤジロベーを2回描いてしまった鳥山明先生ですので。

また鉄腕アトムも初期は指が4本でした。アトムの元ネタはディズニー作品なのは有名です。その中の1つディズニーのミッキーマウス。

ミッキーマウスは指が4本なので、鉄腕アトムもミッキーと同じように指を4本にしました。その後、手塚治虫先生がミッキー関係者と会った時に、ミッキーの指が4本の理由を聞いたら以下のような回答が。

5本の指を描いてアニメーションにすると、動いているときに6本に見えるからだ。

その後、アトムの指は5本になりました。

というわけで、漫画で指の話題は結構有名なんですが、2004年は週刊少年誌に異常事態が起こりました。有名漫画雑誌の指が6本に増えるという奇妙な事態が起こりました。

まず、最初にやらかしたのはマガジン。大暮維人先生の「エア・ギア」においてカズがウンコを持っているシーン。

指6本


指が増えてます。これだけですまなかったのが2004年の素晴らしいところ。続いてジャンプの許斐剛先生の「テニスの王子様」。




指6本


この時は、他に審判が瞬間移動したりと許斐先生の実力がいかんなく発揮されていました。

2度続くことは3度ある。次にやらかしたのはサンデーの椎名高志先生の「絶対可憐チルドレン」。

指6本

ベテランの椎名先生までこの現象に嵌ってしまいました。3大少年誌全てに感染した指6本現象…。浪漫ですね。


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