グーグルに驚かされた日
どうにもgoogle広告が大きすぎる。サイトの特性上本文を12ポイントのMS-Pゴシックに統一する必要があるので、つられて広告も大きくなってしまうのだ。せめて他のwiki並の大きさになって欲しいと思いCSSに試行錯誤を重ねるが規約違反に成らない範疇ではどうにも手の打ちようが無さそうだ。
そんな理由から引っ越し先を求めて別のwikiサービスを検討し始めたのだがものの数分で行き詰まる。CSSカスタマイズが出来て、wikiとblogを併設させられる事の出来そうなサービスは、@wikiを除くと皆無に近い状態なのだ。
諦めきれずに考えあぐねていると、ふと契約プロバイダーのホームページ容量を殆ど使ってない事実に思い当たった。perlのみだが一応CGIも使え容量も100Mという豪気なサービスなのでそれにblogとしても使えそうなperl言語のwikをインストールして自前のwikiを作ってしまおうと心に決める。
そうと決まれば善は急げとしらみつぶしにCGIサイトを回って「adiary」というWiki+日記ツールを見つける。求める機能にピッタリのフリーソフトだが、このソフトについて詳しく調べ始めた所で大事件。なんとこの「adiary」に関わるサイト全て、googleからスパイウェアを含んだ悪質なサイトに認定されているのである。折角みつけた良ソフトなのにと涙目になりながら調べ回るがどこもかしこもスパイウェア、暗澹たる気持ちでニュース速報板を覗いたらgoogle不具合スレがものすごい勢いで上がっている。結局はgoogle側のシステム障害だったようだ。
安心して「adiary」の調査を続行しその性能に十分納得した上で導入しましたがCGIが動きませんでした、さようなら。
代わりにシンプルなwikiを入れてみたけど…。うん、メインに使うのはよそう。 やはり@wikiが支持されるのはそれだけの理由が有るからなのだな、広告ぐらいで了見の狭い事を言うのはよそうときめた夜半過ぎでした。