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富山市内 |
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人工降雪機の雪で、
一部のゲレンデのみ滑ることができる
(牛岳温泉スキー場) |
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15日までの暖かさとは一転、冬の寒さと雪が戻ってきました。
16日の県内は、昼前から断続的に雪が降っています。
寒気のピークは17日朝にかけてで、平野部では先月下旬以来のまとまった雪となりそうです。
北陸の上空には強い寒気が流れこんでいて、県内では平野部でも昼前から断続的に雪が降っています。
午後6時現在の積雪は富山市で3センチ、砺波市で9センチなどとなっています。
一方、気温は朝から日中にかけてどんどん下がり、午後5時には富山市で氷点下0.3度となるなど、午後には各地で氷点下となりました。
あすも冷え込みは厳しい見込みで予想最低気温は富山市、高岡市伏木ともに氷点下3度、そして山沿いでは氷点下6度以下になるところがある見込みです。
また17日朝9時までの予想降雪量は、平野部で、平均10センチ、多いところで20センチ、山間部で、平均20センチ、多いところで30センチの見込みです。
この雪で、富山空港の空の便に乱れが出ています。
東京からの第4便が雪による視界不良などで、羽田空港へ引き返し、このため折り返しの東京行き第4便も欠航しました。
一方、この雪に期待を寄せるのはスキー場です。
「牛岳温泉スキー場では朝から雪が降っていますが、雪不足解消までには到っておらず、今日は人工雪のゲレンデでのみ営業を行っています」
牛岳温泉スキー場でも先月下旬からまとまった雪は降っておらず、気温が上がった14日、15日は週末にも関わらず営業を中止しました。
そして16日は人工降雪機の雪で、一部のゲレンデのみすべることができる状態です。
スタッフ「2月に人工降雪機を使うのは異例。かきいれ時なのに痛いですね。」
今シーズンは雪不足に景気悪化も加わり、15日までの来場者は約4万9千人で、例年より10%余り減っています。
県内に11あるスキー場のうち、16日現在、全面滑走可能なのは2か所にとどまっています。
スキー場関係者は今後の雪に期待しています。
今回の雪のピークは17日の朝にかけてで、17日、18日はくもり時々雪の予報となっています。
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