続々とコースの試走に繰り出す選手たち＝１５日、十日町市吉田クロスカントリー競技場

　第６４回国民体育大会「トキめき新潟国体」スキー競技会が１７日、湯沢町の湯沢カルチャーセンターで開会式を行い、幕を開ける。距離会場の十日町市吉田クロスカントリー競技場などでは１５日、県勢のほか全国からの選手団も続々と調整に汗を流し、いよいよ本番ムードが高まってきた。

　本県でのスキー競技会は７年ぶり８度目の開催。今大会はアルペン会場の湯沢町苗場スキー場やジャンプ会場の南魚沼市県石打丸山シャンツェなどを舞台に、全国47都道府県から公開競技のバイアスロンを含め約２０００人の選手団が参加する。

　この日、十日町市の距離会場では、少雪のコースを関係者が懸命に整備し、選手たちは連なるようにコースを試走しながら雪質などを入念にチェックしていた。秋田県から距離競技に出場する加賀誠幸選手（３４）は、「コースは大丈夫だが雪が少なくて春みたいだ」と話していた。

新潟日報2009年2月16日

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