日本ウイグル協会 声明
2009年2月6日
日本ウイグル協会を預かる会長として、初めて声明文を発表いたします。
昨年、3月13日に世界ウイグル会議よりイリハム・マハムティは日本エージェントとして指名を受けました。その後、世界ウイグル会議副総裁・スイット・トムトルコ氏が6月に来日し、「日本ウイグル協会」が6月15日に設立され代表に指名されました。活動の趣旨は、中国共産党の我が民族に対する非道な統治を止めさせる事です。
在日ウイグル人として初めて政治活動をする中で、各界で活躍される多くの支援者が現れた事は驚きでした。昨年は中国の人道なきオリンピックに対する反対デモを2回行いました。また活動が広がる中で、チベット、モンゴル、ウイグル3民族連帯のシンポジウムとデモも行う事もできました。
今年は「中国の核実験」の実態を、世界の人々に知ってもらう為の活動に力を注ぎたいと計画しております。この問題は、中国共産党が行った人類に対する犯罪と認識しております。3月18日に憲政記念館において「シルクロードにおける中国の核実験災害と日本の役割」と題してシンポジウムを開催いたします。このシンポジウムには、札幌医科大学教授・核防護学専門家高田純氏(理学博士)や現地調査に参加したウイグル人医師アニワル・トフティ氏(イギリス亡命中)が参加します。
この開催に水谷尚子氏からの妨害が入っております。シンポジウムの内容は既に一部広報しておりますが、この妨害行為については、パネリストの高田純教授のブログでも公表されております。
(http://www15.ocn.ne.jp/~jungata/index.html)。
水谷尚子氏は「日本ウイグル協会」が立ち上がった後から今まで、私たちの活動に対し執拗に妨害行為を行ってまいりました。日本ウイグル協会としては、これらの妨害工作に対し逐一反論することを控え、水谷氏とは別個に活動すると述べるに留まりました。
しかしこの度は、イギリスからアニワル・トフティ氏をシンポジウムのパネリストとして招聘することに対し、断固阻止すると宣言しております。この件に対し、抗議声明を出さなければ、影響が大きく広がり、シンポジウム開催の障害になるのみでなく、今後の日本ウイグル協会の活動に支障が出ますので、広報する事にいたしました。
ネット等に於いて水谷氏よりの誹謗中傷があちこちで行われておりますが、妨害行為の真実の細目は「日本ウイグル協会」及び「イリハム応援団」の方にお問い合わせていただければ対応いたしますので、ご連絡ください。
事情をご賢察くだされ「日本ウイグル協会」活動にご協力いただきたくお願い申し上げます。
日本ウイグル協会会長 イリハム・マハムティ
事務局 東京都文京区白山1-16-6-102
電話03-3815-7815 ファックス03-3815-7816
kessokyo@nifty.com
以下2008年11月に世界ウイグル会議から出された、日本ウイグル協会支持を呼びかける文章を転載します。
WUC、日本ウイグル協会の活動への支持を呼びかける
http://www.uyghurcongress.org/jp/news.asp?ItemID=1225596479&mid=-2139923529
世界ウイグル会議は、東トルキスタン民族運動の需要により、ウイグル問題を欧米だけではなく日本(日本国民及び日本政府)にも知っていただき、ウイグル問題への理解とウイグル民族運動への支持を広げていくことを重視してきた。そして、近年世界ウイグル会議の活動に理解と支持を示してきた日本人の方々の懸命な努力により、ウイグル問題が日本社会にも知られるようになってきた。
そんな中で、ウイグル問題を日本で広げていくための活動を今後組織化していくために、日本ウイグル協会が作られ、世界ウイグル会議の指導を受けながら日本で活動を始めた。世界ウイグル会議は、在日ウイグル人及び日本人の方々に、世界ウイグル会議を代表して日本で唯一活動している日本ウイグル協会の活動を支持することを呼びかける。
世界ウイグル会議
2008年11月2日