「めぐみ」に米最高放送賞 TV分野のピュリツァー賞【ワシントン13日共同】北朝鮮による横田めぐみさん拉致事件をテーマにし、米テレビで放映されたドキュメンタリー映画「めぐみ-引き裂かれた家族の30年」=原題「アブダクション」(拉致)=が13日、放送ジャーナリズム分野のピュリツァー賞とされる「デュポン賞」の受賞作品に決まった。 1942年に創設されたデュポン賞は、新聞など活字ジャーナリズムを主な対象とするピュリツァー賞と異なり、優れた放送作品に贈られる。今年は米CNNテレビの看板であるアマンプール記者が伝えた宗教原理主義に関するドキュメンタリーや「めぐみ」など計13作品が受賞した。 在米のカナダ人夫妻クリス・シェリダン氏とパティ・キムさんが共同で監督。娘の生存を信じ、懸命に救出活動を続ける父親の滋さんと母親の早紀江さんの姿を描き、世界各地で放送・上映され拉致問題の理解促進に寄与している。
【共同通信】
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