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いじめ学校認識か 中1飛び降り 他生徒から「うざい」 千歳(02/17 15:58)【千歳】千歳市内の中学一年生女子が昨年六月、自宅マンションから飛び降りて意識不明の重体となり、両親がいじめがあったと市教委に訴えている問題で、女子生徒が「うざい」と他生徒に言われた場面があったとの証言があったのに、学校側は「いじめ」とは受け止めていなかったことが十七日分かった。 学校によると、発生後に行った同級生への聞き取り調査で、飛び降りた女子生徒が近くの席の女子生徒と口論になり、「うざい」と言われているのを聞いた生徒が一人いたことを把握していた。 同校校長は《1》「うざい」と言ったとされる生徒本人は「言っていない」としている《2》「うざい、死ね」とまで言われたら、いじめと感じるが、「うざい」だけでは判断が難しい−などの理由から「いじめと判断できる材料にない」とした。 市教委は十六日の北海道新聞の取材に「女子生徒が『いじめを受けていた』『うざい、死ねと言われたところを見聞きした』と話した生徒はいない」としていた。 しかし、中村康典市教委教育部長は十七日、「『うざい』という言葉は個人的にはいじめと感じる。(学校から報告はあったが)市教委内での共通認識が足りなかった」と述べた。 一方、道教委は十七日、学校の調査報告に納得できない女子生徒の父親から一月中旬、道教委として再調査するよう求められたことを明らかにした。道教委は、千歳市教委に対し、保護者と直接面会し、学校とは別に調査するよう指導したという。 |
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