2009年2月18日 13時55分更新
倉敷市は、業績が悪化している三菱自動車水島製作所を支援するため、環境対策として導入する電気自動車に三菱自動車製の車を採用することなどを盛り込んだ一般会計で1484億円余りの平成21年度の当初予算案をまとめました。
倉敷市がまとめた平成21年度の当初予算案は、一般会計の総額が1484億5000万円で、今年度の当初予算より3.8パーセント増えました。
このうち歳入では、水島コンビナートの企業の業績悪化の影響などで、法人市民税の収入が今年度のおよそ半分に減っています。
一方、歳出では、景気の悪化で仕事を失った人を市の臨時職員として採用する費用として1500万円あまりを計上したほか、環境対策として電気自動車10台を導入する費用として4700万円あまりを計上していて、電気自動車については業績が悪化している三菱自動車水島製作所を支援するため、三菱自動車製の車を採用するとしています。
倉敷市の平成21年度の当初予算案は、今月25日から始まる市議会に提案されます。