岡山放送局

2009年2月18日 13時55分更新

落とし物 法改正で大幅減


おととし遺失物法が改正された後、去年1年間に警察が受理した落とし物の届け出は4万2000件あまりで、法改正前と比べておよそ20パーセント少なくなりました。

岡山県警察本部のまとめによりますと、去年1年間に警察が受け付けた落とし物の届けは4万2019件で、前の年の同じ時期に比べて9967件、率にして20パーセント近く減っています。

このうちキャッシュカードやクレジットカードなどのカード類がおよそ3万1000件と最も多く、次いで運転免許証など、本人であることを証明するものが2万7000件あまり、現金は4億5000万円あまりとなっています。

警察では、届けが減ったのは、おととし遺失物法が改正され、運転免許証など連絡先がわかる落とし物については、警察が届を受け取る前に落とした人に連絡して返還するようになったためではないかと話しています。

警察は、「落とし物の情報は警察のホームページでも公開しています。落とし物をした人はぜひ活用してください」と話しています。