18日から稼働するドクターヘリの運航開始式が17日、配備先となる前橋赤十字病院(前橋市朝日町3、宮崎瑞穂院長)の屋上ヘリポートなどで行われた。県や消防、病院関係者が出席し、運航を祝った。
式では、大澤正明知事が「一人でも多くの県民の救急救命に役立つよう祈っている」とあいさつ。宮崎院長は「安全かつ有効に運航できるよう最大限努力する」と決意を述べ、運用を一任される中野実・高度救命救急センター長が、ヘリに乗る医師と看護師を紹介した。
中野センター長は「講習やシミュレーションを重ね、やることはやった。あとは消防がどれだけ積極的に呼んでくれるかだ」と話した。【伊澤拓也】
毎日新聞 2009年2月18日 地方版