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【シェ松尾のボン・サンテ】7年で生まれ変わる体

2008.7.10 08:00
このニュースのトピックス食・グルメ
日々食べたものが細胞になり、体は変わっていくいく(イメージも筆者)日々食べたものが細胞になり、体は変わっていくいく(イメージも筆者)

 突然ですが、体は約7年で生まれ変わるそうです。つまり7年前の自分と今の自分は、細胞レベルでいうと、ほぼ別人なのです。こう聞くと、びっくりすると同時に、「7年で違う体を作ることができるのか」と不思議な気分になりますね。私たちの体は食べたものからできている、と以前お話ししましたが、毎日しっかり考えて食事をとると、どんどん体は変えられるってことですよね。

 でも7年はすごく長いんじゃないかって? いえいえ、実は体の全細胞の90%に限れば、90日後には生まれ変わっているというのです。さらに、胃や腸などの粘膜細胞は3日程度で生まれ変わるらしいです。「三日坊主」なんていいますが、3日くらいならちょっと気をつけてみようか、なんて思いませんか?

 腸は食べたものの栄養素を吸収し、各細胞に栄養を送り出す大事な器官です。アレルギーや肌荒れなどは腸の不調で起こるともいわれています。この大切な腸の粘膜細胞が3日間で変わるのです。

 日頃忙しくて、コンビニ弁当やファストフードなど外食ばかりで済ませている人、食事代わりにお菓子やインスタント食品などを食べている人はぜひ、3日間だけでいいので、食事の内容を変えてみてください。お酒が大好きな人も3日だけ、お酒を抜いてみてください。

 そして3日間、以前からお話ししているように、素材の味を感じられる料理を選び、食べる順番も考えながら過ごしてみましょう。3日後にはきっと体が違うと感じるはずです。日々のちょっとしたことに気を付けるだけで、3日後の自分が変えられますよ。

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日々食べたものが細胞になり、体は変わっていくいく(イメージも筆者)
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