今日は修論口頭試問(博士後期課程の試験込みの)。僕は近代史関係の2本の修論の副査となり、好き放題質問しまくる。
恐らく試問を受けた学生は、僕があっさりとした醤油顔の割には、結構細かくしつこい性格だと判って辟易したことであろう(笑)。
この「頭脳労働」の後で勉強したりする気になれず、別の院生H川君とともに、学科共通研究室の図書整理(右から左にやってスペースを作っただけだが)。その後、彼をねぎらうべく夕食を食べる。
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DrMarks 2009/02/18 13:50 口頭試問を受ける学生は女房を連れてゆくべきです。川瀬先生を学生の後ろから睨みつけるでもいいし、生まれたばかりの児を背中に括りつけて、髪ばさばさ口紅なしで恨めしそうに上目遣いで川瀬先生を見つめるとか。しかし、きついことを言うというのは試験官が期待するほど優秀ということが多いんだよね。Max Weber をいじめたTheodor Mommsen とか。(でも、やはり駄目な場合もあるし…、やはり女房に一役…。)
t-kawase 2009/02/18 18:29 昨日の口頭試問は二人とも女性でした・・・というのはおいておいて、昔、全てが手書きだった時代、修論の後半部を当時付き合っていた彼女に口述筆記させた猛者もいたそうです。口頭試問の時、先生から「君の修論、後半から急に字がきれいになって読みやすくなっているね(内容はともかく、字が)」と言われたそうな(笑)。おっしゃる通り、きついこと言うのは期待の裏返しが殆どですが、どうしてもこれだけは言っておかねば腹の虫が治まらない、と思うくらいひどい論文の時もあります(昨日がどちらだったかは、彼女らがこのブログを読んでいるので言えませんが)。
t-kawase
Pity is akin to love.