【モスクワ18日共同】自民党の小泉純一郎元首相は十八日、訪問中のモスクワ市内で記者会見し、定額給付金の財源法案を衆院で再議決する場合、本会議を欠席する考えを表明した。「参院と意見が異なった場合に三分の二を使ってでも成立させることに若干異論がある」と述べた。
小泉氏は郵政民営化をめぐる麻生太郎首相の一連の発言を踏まえ「首相は今の自民党の議席がどういう過程で得られたのか理解していないのではないか」と首相をあらためて批判した。