2009年02月16日

活動経過報告:クラボウさんとの協議

今後の土地の活用方法について、沈黙を保っているクラボウさんですが、「チボリ公園を存続させる会」では、会長が大阪の本社まで赴き、今後についての話し合いをしました。

そこでのクラボウさんからの回答は、
1.「現在、チボリ公園の土地は岡山県に貸している状態であり、土地が返還されるまでは、跡地開発については各社からの開発計画は聞くことがあっても、返答はしない意向です。」

2.「チボリ公園は岡山県とチボリ・ジャパン社の所有物であるため、岡山県とチボリ・ジャパン社の承諾が得られるのなら、自由にしてください。」

というものでした。


チボリ以外の開発については、土地が返還されるまでは回答しないと言うことは、中心市街地活性化協議会がいくらチボリ以外の開発について計画を作ったとしても、その本丸のチボリ跡について、来年の2月以降にならないと返事すらしないことになります。
地主の了承が得られていない計画を、市がこうしますと言って内閣府に提出することはできないはずですし、提出されたとしても実現可能かどうかは判断できる状態にないので、その是非すら審議できないはずです。地主の了承が得られていない計画なのですから。

また、倉敷市がチボリ公園を市民公園化して再開することに対して賛成するという意思表示がされたことになります。

さて、先日、岡山県は、アンデルセンホールなど2施設については倉敷市の要望があれば無償譲渡などで協力する考えを改めて示しています。

これらは、チボリ再開にはとても明るい情報です!!
これまで、倉敷市が公園を存続させたいと言っても県やクラボウさんの意向ががどうなのかということがあって話が複雑に思われていました。しかし、これで倉敷市さえその気になれば県もクラボウも否定しないことが明らかになったわけですから。


岡山県もクラボウさんも倉敷市の市民公園化に賛成なのです!!
もはや倉敷市さえチボリ公園を市民公園化させるという意思表示をすれば、障害となるものは何もないのです。
サイは倉敷市(市長及び倉敷市議会)にあります。7万5千人の署名を無視し、市内の商店、観光業界の期待を裏切るのか、チボリ公園を再開させて倉敷を活性化させ、子供達の夢を取り戻すのかの選択について、他に責任転嫁をすることができなくなったわけです。

市長と市議会には倉敷の将来を考えた責任ある判断をして頂きたいと思います。

tivoli_continuing at 23:37 │Comments(1)TrackBack(0)この記事をクリップ! 会の活動 

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この記事へのコメント

1. Posted by bigmac    2009年02月18日 16:59
http://amier-diary.at.webry.info/200902/article_12.html

こんなブログ記事を確認しました。

もぅ〜ご存知でしたら、削除して下さい。

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