放送予定
   
   
   
2月18日(水)放送予定
変わる老いの“常識”

「1つ覚えて3つ忘れる中高年」「日本はジジババの養殖場」。中高年をネタにした毒舌漫談で綾小路きみまろさんが人気だ。ファンの多くはギャグにされる中高年。CDは記録的ミリオンセラー、ライブはいつも超満員になる。"介護界のきみまろ"、理学療法士・三好春樹さんが介護従事者を対象に行う講演も大人気。「人は老いると頑固さを増し、スケベさを増す」として、肩の力を抜いた介護の実践を説いている。さらに、若者主体のファーストフード店では若者と同じシフトで働く老人が活躍。また、長寿には体の健康より脳の活性化が大きく影響するという研究結果も出ている。変わりつつある"老い"への向き合い方。中高年のカリスマたちの人気の秘密を追いながら、超高齢化社会を生き抜くヒントを探る。
(NO.2700)

スタジオゲスト 毒蝮 三太夫さん
    (聖徳大学客員教授・タレント)
 
   
   
2月19日(木)放送予定
あなたのパソコンが乗っ取られる

フィッシング詐欺を狙った迷惑メール送信、企業のWEBサイトの機能停止を狙った不正アクセス・・・。こうしたインターネット犯罪に、私たちのパソコンが知らぬ間に悪用される事件が続出している。原因はパソコンの遠隔操作を可能にするコンピューターウイルス、"ボット"。このウイルスに感染したパソコンは世界中で数百万台に及び、犯罪組織は密かに感染パソコンに命令して、一斉メールや膨大な不正アクセスを行っているのだ。そればかりか、この仕組みを別の犯罪組織に時間単位で貸し出すというビジネスモデルも編みだし、被害を拡大させている。現在日本で"ボット"に感染したパソコンは50万台とも言われているが、従来のウイルスと異なり、感染症状が表に出ないため、持ち主は感染に気づかない。国は"ボット"対策に乗り出しているものの、ウイルスも進化しており根絶は難しい。「誰もが犯罪の加害者ともなる」脅威。パソコンを持っているだけで直面する新たなコンピューターウイルスの危険と対策を考える。
(NO.2701)

スタジオゲスト 森井 昌克さん
    (神戸大学工学部教授)