戦後の総理大臣として初めてサハリンを訪れた麻生総理は、ロシアのメドベージェフ大統領と会談し、5月にプーチン首相が日本を訪れることを確認しました。
首脳会談は2時間近くに及びました。この中では、今年初めに日本を訪れることになっていたプーチン首相が5月に来日することで合意しました。
また、北方領土問題について両首脳は、「新たな独創的で形にはまらないアプローチを我々の世代で解決すべく、具体的な作業を加速しよう」ということで一致したということです。
「アジア太平洋地域における戦略的な関係をロシアと構築する上で、重要な一歩を踏み出した」(麻生首相)
麻生総理は「独創的アプローチ」の具体的イメージについて、領土問題の議論は役人に任せているだけでは駄目で、政治家が決断するしかないということだ、と述べました。(18日14:27)