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【小沢代表会見詳報】「日米関係は何よりも大事」(17日夜) (3/3ページ)
北朝鮮、中国問題
「私は、北朝鮮は核のカードを手放すとは思えませんと。それからもう一つは、中国問題がより大きな問題であると思います。中国は、朝鮮半島について言えば、北の政権の善し悪しは別にして、現状維持です、と私は思います。まあ、それはそれとして、それ以上に中国そのものの問題の方が大きいと思います。私は、中国の最高首脳部にも面と向かって言ってますから、平気ですけれども、中国の今日の、また、これからの状態を非常に心配しております。まあ若干、トウ小平が、毛沢東の大躍進と文化大革命の失敗を償うために、また、中国の発展のために、市場主義を取り入れたことは大変大きな成果だったと思います。しかし、それは両刃の剣でありまして、市場主義と共産主義とは原理的に相容れない。必ずこの矛盾が表面化するであろうということは、彼らにも私はそう言っております、ということを申し上げ、従って、中国問題というのは、北朝鮮うんぬんということもあるけれども、日米にとって、最大の問題は中国問題であろうと申し上げました。私の主張に対し、長官は、洞察だと思います、という話をしました。いずれにしても、日米中のトライアングルが非常に大事な関係です、ということを言ってました。私は、付け加えて、中国の民主化がソフトランディングをいかにして行うかが、日米にとって、世界にとって、最大のテーマだと申し上げました。それに対して、そういった彼女の話があったということです」
その他
「あとはもう、お疲れでしょうからっつったら、はいっつって、明治神宮から始まって、今日は大変な一日でした、なんて言ってましたね。それじゃまあ、今度、また、長官の方から、そういった話をぜひ継続して今後もやっていきたいということがありましたから、長官とあるいは他の米国の首脳の方とこういった話をまた継続してできるように、選挙勝つように一生懸命、頑張ります、そう言って別れました」
−−代表の感想を
「感想なんて、そんなのない」