藤田伸二　ブログで騎乗停止処分に不満（2009.2.18）

１５日（日）の京都１１Ｒきさらぎ賞（Ｇ３）で
スズノハミルトン騎乗の藤田伸二が
走行妨害による騎乗停止処分を受けたことについて、
藤田が自身のブログ「藤田伸二の男道」の中で
この裁決について不満を訴えている。

この中で藤田は同馬がスタートから口向きの悪さを見せ、
「ほぼ制御不能状態」だったことを明らかにし、
「力一杯右に斜行する馬を必死になだめるじゃなく、
力ずくでも抑えないと！という状態だった為、
馬乗りとしては考えられないほど
左の手綱を-両手-で引いていた!!」（同ブログより）
と他馬を妨害しないよう、
懸命の措置を講じていたことを主張している。

結果的に走行を妨害する形となった
キタサンガイセン騎乗の安藤勝己、
ハイローラー騎乗の幸英明をはじめとする関係者
（ブログの中では「競馬人」という表現が使われている。
馬主及び厩舎関係者という意味だと思われる）は
この藤田の騎乗法に理解を示し、処分に同情しているとのこと。
にも関わらず、競馬役職員（裁決委員）が
「アウト」の裁決を下したことに、
「何度も言うが言い訳でなくもう一度同じ場面に出くわしても
俺はこうしか乗れなかっただろう。
その辺をもっと考慮して、
是非とも競馬騎乗経験者に清く正しいジャッジを
して頂きたいものだ。」（同ブログより）
と、今回の裁決、そして現行のＪＲＡにおける裁決制度を
厳しく批判している。

騎乗停止について（藤田伸二の男道）

騎乗停止処分の藤田　ＪＲＡ裁決委に激怒！（スポニチ）