(cache) 日本芸術高等学園／ピックアップ日芸生

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本学の生徒は、在学中から積極的に芸能現場で活動しています。
その活動は、映画、テレビドラマ、CM、ミュージカル、舞台、アニメーション、音楽と多岐に渡り、いま現在も芸能現場の最前線で活躍しています。
そんな生徒たちに「芸能現場の舞台裏」を聞いてみました！

［日本芸術学園附帯教育科児童部／小学4年生］

「まるまるちびまる子ちゃん」に出演
フジテレビ系列で放送中の「まるまるちびまる子ちゃん」に、はまじ役で出演中です。明るく元気な役だけど、戦争体験を聞く回では、真剣な一面を演じるのが難しかったです。現場では、クラスメイト同士、本番以外でも役名で呼び合うように言われ、僕も常に「はまじ」と呼ばれています。夏には、和歌山県の動物園と水族館が一緒になっているところに、クラスメイトみんなで遠足に行きました。動物の中でゾウが一番好きなのですが、そのゾウに餌をあげることができて、とても楽しかったです。

僕のＣＭが放送された！
森永製菓「おっとっと」のCMのメイン役に、初代と3代目に出演しました。初代の時は、候補者がもう1人いて、両方を撮影して良い方をオンエアするといったものでした。家でＣＭを見た時に初めて結果を知ったので、「おっ！(やったぁ)」と盛り上がりました。小学校の友達に、「佐野君みたいにテレビに出るにはどうしたら良いの？」と聞かれることがあります。その時は、「劇団に入ってレッスンをして、オーディションを受けて……」と答えています。今日もこれからオーディションなので頑張ってきます！

主な出演作品

・	ドラマ「まるまるちびまる子ちゃん」（はまじ役）
・	ドラマ「電車男」（ミツル役）
・	ドラマ「西遊記」
・	CM「森永おっとっと」
・	CM「永谷園」

主な出演作品

・	ミュージカル「アニー2007」
・	ミュージカル「みにくいアヒルの子」
・	歌舞伎「十二夜」
・	映画「ナルニア国物語」吹き替え
・	映画「アイ・アム・サム」吹き替え

［日本芸術学園附帯教育科中等部／中学1年生］

私だけの表現を！
ミュージカル「アニー」のペパー役や映画「ナルニア国物語」のアフレコなどをしました。演技をしている時、歌っている時が一番楽しい時間です。気持ちが解放されて、自由になれる気がします。習い事感覚で児童部に入ったのですが、今では演技が生活の一部になっています。舞台の仕事も声の仕事も、作った演技や声ではなく、心から溢れ出るような芝居を心がけています。レッスンや仕事を続けていって、私にしかできない表現を見つけたいと思っています。

憧れの寺島しのぶさん
目標にする女優さんは、舞台「新・近松心中物語」で共演した寺島しのぶさんです。子役みんなに優しく、とても気さくな方でした。その反面、稽古では近寄りがたいほど迫力があり、役者としてのオーラを発しています。映画でも舞台でも、寺島さんにしか出せない情感が伝わってきて、本当にすごい方だと思います。演技を磨くと同時に人間として成長して、将来は寺島さんのような存在感のある女優さんになりたいです。

［日本芸術学園附帯教育科児童部／小学4年生］

NHK連続テレビ小説に出演
連続テレビ小説「ちりとてちん」に出演しています。落語家をめざすヒロイン喜代美を演じる貫地谷しほりさんの子供時代の役です。たくさんの人が見るNHKのドラマに出演することができて、とても嬉しかったです。顔合わせでは、松重豊さん、米倉斉加年さん、江波杏子さん、京本政樹さんなど素晴らしい俳優さんたちとお会いして、ものすごく緊張しました。撮影中は、みなさんにかわいがっていただいて、とても楽しかったです。

和久井映見さんを目標に
「ちりとてちん」で母親役だった和久井映見さんは、憧れの女優さんです。身近で和久井さんの演技を見ることができて、とても感激しました。シリアスなお芝居だけでなく、コメディー演技も上手で、「こんな風に何でも演じられる女優さんになりたい」と思いました。普段もとても優しくて、私の緊張をほぐしてくれたり、演技について教えてくださったりしました。人柄も演技も和久井さんを目標に、これからも頑張ります！

主な出演作品

・	「CMマクドナルド」
・	CM「山崎パンテレビ」
・	CM「P&G 」
・	ドラマ「下北サンデーズ」
・	舞台「1本刀土俵入り」

主な出演作品

・	ミュージカル「アニー2002」
・	ミュージカル「アニー2005」
・	ミュージカル「葉っぱのフレディ2006」
・	舞台「近松心中物語」
・	ドラマ「クッキ」吹き替え

［日本芸術高等学園演劇・音楽科／高校2年生］

1万人のオーディション
ミュージカル「アニー」に、2002年と2005年に出演しています。「アニー」のオーディションには、1万人もの応募があります。そこから書類審査で数百人に絞られ、歌の審査でさらに半分、最終審査には30人程度が残るという厳しいものでした。母に勧められて受けたオーディションだったのですが、まさか本当に受かるとは思わず驚きました。この「アニー」への出演をきっかけに、ミュージカルの魅力にすっかりはまってしまいました。本当にたくさんの方に愛されている名作なので、よい経験になりました。

感動がすぐに返ってくる
「アニー」の稽古は約3ヶ月間続きます。2002年版の稽古中、私がうまく演技できずに悩んでいたら、共演者の岡まゆみさんが実演して教えてくださったことを覚えています。とても優しくしていただき、感激しました。まだ小学生だった私は、この舞台でたくさんのことを学びました。舞台の魅力は、目の前にいる観客の反応がすぐに返ってくるところです。笑い、怒り、泣く。そういう気持ちを観客のみなさんと共有できる空間が舞台だと思います。

［日本芸術高等学園演劇・音楽科／高校3年生］

「キングダムハーツII」のアフレコ
「キングダムハーツII」の主人公の友人役をアフレコしました。海外ドラマ「名探偵モンク」の吹き替えで一緒にお仕事させていただいたスタッフからオーディションを教えていただき、参加しました。500人が集まる激戦でしたが、なんとか勝ち残れて嬉しかったです。声優は、アニメーションや洋画などいろいろと経験してきましたが、ゲームキャラクターのアフレコは今回が初挑戦でした。新たな分野の仕事だったので、とても興味深く楽しかったです。

僕風味のキャラクター
「キングダムハーツII」の場合、話している僕の口元をカメラで撮影し、それを基にCGに加工するという工程を経ました。だから、最終的には、元のキャラクターデザインに少しだけ僕が融合している姿に変わっていました。普通のアニメーションの場合だと、映像が完成している状態でアフレコするので驚きました。僕風味のキャラクターが、ゲーム世界で活躍していることに感動しましたね。今後は、ゲームの吹き替えにもどんどん挑戦していきたいです。

主な出演作品

・	ゲーム「キングダムハーツII」吹き替え
・	洋ドラマ「名探偵モンク」吹き替え（ベンジー役）
・	映画「スター・ウォーズ　エピソード2」吹き替え（ボバ・フェット役）
・	映画「がんばれベアーズ」吹き替え
・	CM「焼きそばUFO」