2009年2月17日 21時19分更新
岡山県警察本部は、去年1年間に凶悪事件の検挙などで活躍した警察官7人を「年間成績優秀職員」に選び、17日、賞状などを贈りました。
岡山県警察本部では毎年、ほかの警察官の模範となるような活躍をした警部以下の警察官を「年間成績優秀職員」に選んで表彰していて、ことしは7人の警察官が選ばれました。
17日は、このうち5人が出席して、岡山県警察本部で表彰式が行われ、江原本部長が1人1人に賞状とメダルを手渡しました。
このうち、岡山西警察署・刑事一課の川本育生警部補は、おととし、岡山市の高校生が少年2人から暴力をふるわれて自殺した事件で、主犯格の少年から動機などについて詳しい供述を引き出し、事件の解明に結びつけた手腕が評価されました。
また、岡山南警察署・地域課の根岸克明警部補は、職務質問の技術を後輩に教える業務を3年間担当し、多くの若手警察官を育てたことが評価されました。
根岸警部補は「多くの方の力添えによって賞をもらうことができました。今後も、賞におごることなく、職務に取り組んでいきたい」と話していました。