G7の会議終了後の記者会見で、中川財務金融大臣が体調不良でシドロモドロの記者会見になった。誠に残念だ。

先週の予算委員会に私も出席したが、間近で見た中川財務大臣の顔色はすぐれず、同僚の議員と体調は大丈夫か、と話したばかりだった。G7の会議はともかく、記者会見は白川日銀総裁に任せてもよかったのではと悔やまれる。

民主党はカサにかかって追求しているが、自らを省みなければならない。
小沢党首が、国会審議をサボって、大阪知事選挙をはじめ各地の民主党の候補者の応援に行くことをどう説明するのか。
インドの大統領との会談を、直前になってキャンセルした非礼はどう責任をとるのか。
1月26日は、第二次補正予算をめぐって、衆参両院協議会が開催される予定だったが、結局開催できなかった。その理由は、その日の昼の本会議を欠席した小沢党首が、民主党候補の応援のため富山県に行って、帰るのが遅れたからだという。結局、両院協議会は翌日に持ち越された。(1月28日ブログ参照)
こんな国会軽視を許してよいのか。
それとも、行政職の大臣の職務は重く、国権の最高機関である国会は軽いのか。

国会の欠席は、公務出張か病気しかないはずだ。
国会議員としての職務より民主党党首の日程を優先するというのなら、国会議員を辞めて党首に専念すべきだ。
国民をバカにした所業であると言わざるを得ない。