中国人男女、子どもに日本国籍取得させるため日本人男性の戸籍を使い勝手に認知 逮捕
中国人の男女が、自分たちの子どもに日本国籍を取得させるため、見ず知らずの日本人男性の戸籍を使い、勝手に認知をさせたとして逮捕された。
有印私文書偽造などの疑いで逮捕された中国人の沈楠容疑者(28)と、王宗容疑者(29)は、自分たちの子どもに日本国籍を取得させるため、ブローカーの中国人に依頼して、見ず知らずの日本人男性(56)が認知したとする届けを提出するなどした疑いが持たれている。
他人の子どもを認知させられた男性は「(認知届は)自分の字じゃないし、印鑑でもないし。『えーっ』て、おれもびっくりしたよ、自分でも子どもを認知してたなんてさ」と話した。
沈容疑者は、成田空港で日本に戻ってきた王容疑者と自分の子どもを出迎え、今後、日本で生活しようとしていた。
王容疑者らは「子どもが日本国籍が得られれば、日本の教育が受けられると思った」などと容疑を認めている。
(02/13 13:11)