最終更新: 2009/02/17 21:38

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八百長記事損倍訴訟 貴乃花親方、証言台で「名誉と誇りにかけて一切ない」 東京地裁

貴乃花親方夫妻が週刊誌の記事をめぐり、損害賠償と謝罪広告の掲載を求めている裁判で16日、証言台に立った貴乃花親方は、八百長報道について「名誉と誇りにかけて一切ございません」ときっぱりと否定した。
これは、貴乃花親方と妻・花田景子さんが講談社などに対し、およそ7,500万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求めているもの。
問題となっているのは、2004年と2005年にノンフィクションライターの武田頼政氏が週刊現代に書いた記事。
貴乃花親方は、父である二子山親方に無断で、土地・建物の権利証を持ち出したかのような記事などを掲載され、名誉を傷つけられたとして訴えている。
16日の法廷で、貴乃花親方は「つらい気持ちを通り越して、腹立たしい。事実無根。どうしてこういうことができるのか理解できない。(悪意を感じますか?)非道だと思います」と語った。
さらに記事では、1995年の若貴兄弟対決となった取組と、1996年初場所と翌年の九州場所で、同じ部屋の貴ノ浪が貴乃花を下し優勝した2つの取組についても、八百長疑惑があると伝えた。
これについて、貴乃花親方は「名誉と誇りにかけて申し上げます。一切ございません」ときっぱりと答えた。
公判終了後、武田頼政氏は「貴乃花親方が自分のしゃべったこと、語ったことに関しても、全部なかったことにようという。相変わらずだなと。ご親族から聞いている話、それを日々、聞きつつ記事にした。自信もなにも、あれが事実です」とあらためて記事の信ぴょう性を強調した。

(02/16 18:03)


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