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2009/02/17 11:41 KST
6カ国協議平和と安全作業部会へ、韓国代表団出国


【ソウル17日聯合ニュース】外交通商部の許鉄(ホ・チョル)平和外交企画団長をはじめとする韓国政府代表団6人が17日午前、19〜20日にロシア・モスクワで開かれる6カ国協議「北東アジアの平和と安全のメカニズム」作業部会第3回会合に向け出国した。中国・北京を経由し現地時間17日夜にモスクワ入りする予定だ。

 今回の会合では、昨年12月にロシアが回覧した北東アジアの平和安全保障に関する基本原則の草案について、意見交換と追加検討を行う見通しだ。一角では、膠着(こうちゃく)状態にある非核化と行き詰まりの状態にある南北関係についても話し合われるとの見方が出ているが、外交当局者は「非核化問題は別途の作業部会で論じるもので、南北問題は今回の議題ではない」と話している。

 許団長は出国前、聯合ニュースの電話取材に対し「今回の会合は核検証文書化妥結の失敗で空転した6カ国協議のモメンタムを再生する役割を果たすと期待している。可能な限り多くの部分で合意を導き出せるよう努力する」と述べた。

 米国首席代表としては、アービズ国務副次官補(東アジア・太平洋担当)が出席する予定だ。北朝鮮首席代表はまだ確認されていないが、昨年11月に北京で北東アジア協力対話(NEACD)に出席した外務省米国局の鄭泰洋(チョン・テヤン)副局長と予想される。

 韓国政府代表団は会合終了後、21日にモスクワを出発し、日本を経て22日午後に帰国する。