2009年2月17日 (火曜日)

正信・傍信・邪信

恋愛とか、親子の情愛とか、それらが表現された【歌】でも【小説】でも【ドラマ】でもいいのだが、

それって、なんて個人的な、せまい自分の範囲でしかものを見ていない・・・極めてプライベートな事じゃないか!!!

って思うことでも、

どんどん「内面」に向かって掘りさげる、その【ココロの動き】という作業が、

逆に、

たくさんの人に通じる「普遍」になっている場合がある。

僕は、みのや師匠の表現する歌を聴きながら、そういう事を学んだ。

 

内側に、個人的な部分に、ずんずん踏み込んでたハズなのに、

「あ、俺も同じだ」

「あ、あの人は、こんな思いをしてたんだ」

「あのときのあの人の苦しみ、悲しみが、ようやくわかってきた」

【内側】に向かう・・・・

それが、

【外側】と繋がっていく・・・

以上の事から、

ふと、さっき考え、気づいたことがある。

よく、

「一宗教、一宗派にこだわらない立場で・・・」

なんていう言い回しを聞くことがある。

現に、この僕も、よく言ってた言葉だ。

僕は、昔、仏教の勉強を始める際に、「浄土真宗」の勉強をしたくなかった。

「浄土真宗」は、たくさんの枝分かれした仏教の「一部」じゃないのか?

ひとつの宗派の「狭い」ことを勉強することに抵抗があった、

なので、【インド哲学】という方向から、「仏教学」にアプローチした。

確かに面白かったし、今でも、その選択には後悔していない。

 

でも、

思う。

一宗教、一宗派にこだわらない・・・・

っていう立場は、一見、カッチョよく見えるけど、

実は、

ゴウマンである。(自分はどこに立っているのか?ということだ)

 

その「一つ道」に生涯をかけ、歩み続け、学び続けている人がいる。

「自分自身」と真剣に向き合う「求道」の姿。

わたしには、この道しかない・・・・

「一つ道」をひたすら進む、その行程の中に、

仏教の根底に流れる広い「願い」に出会えるのではないか?

だから、

「あの人」の話す「言葉」には、

迫力も、優しさも、悲しみも、厳しさもあるのではないだろうか?

  

【内側】に向かう・・・・

それが、

【外側】と繋がっていく・・・

   

一宗教、一宗派にこだわらない・・・・

ってカッチョよく言いながら、

結局、

何一つ真剣に向き合えないまま

「自分の都合に合った」

“いいとこ取り”をしようとしているに過ぎない自分、

そんな「カルチャー」な自分に気づいたら、

「一つ道」をまともに歩んでもいないくせに、「せまい」と批判する「おまえ」は誰やねん?

って、世界が見えてきました。

  

「1人」という人間存在のワタシは、

結局、

目の前にある、縁(えん)のある

「一つ道」

しか歩めない。

  

でも、

僕は、

「一つ道」を歩みながら、

隣りの「別な道」を歩んでいる人と

「おぅい、そっちの道は、どうだぁぁぁ???」

というキャッチボールが成り立つ旅人でありたい。

我田引水で、凝り固まって、バランスの悪い傾向のある自分自身をいつもチェック確認させてくれる「眼差し」に出逢っていきたい。

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2009年2月16日 (月曜日)

若作り住職・・・

  昨日は、忙しい1日だった。なぜか、法事が5件も入ってしまい、通常の月参りと併せても、朝から晩まで、ヘロヘロの1日になった。

 夕方に、あるお宅へ1周忌の法事に行ったときのこと。

 

 法要を終えて、法衣をたたんでカバンに入れていると、そこの娘さん(30歳くらい)が、他の親類の皆さんと大勢で

 「たしか、25歳くらい・・・若い住職サンよね」

 とヒソヒソ会話しているのが聞こえた。

 そして、

 帰ろうとする僕に向かって、

 娘さん「お寺さん、25歳くらいですよね。ワタシより、若いんだぁ~~~・・・」

 俺 「誰が25歳?? 僕がですか??? と、とんでもない、30代ももうすぐ飛び越えて、5月に40歳になるとこですよ。ギリギリ30代 いま 39歳です!!」  

 ・娘さん「え~~~?そうなんですか??ワタシより下だとばかり思ってた・・あ、(マジマジ見つめて)言われてみれば、、、ウフフフフ!!」

 ・ 「若く見られて、なんか、体が軽くなってきたぁぁぁ~~~」

 (ま、僕を知っている人は、25歳??あり得ないあり得ない、と笑うだろうけど・・・)

  

 通常の僕は、必死に“若作り”をしたりするけれど、

 10歳以上若く見られたのは初めてでした。

 先週、久々に髪を茶に染めたときに、染めすぎたからかなぁぁぁ・・・

  

 

 人間誰しも、歳をとります。いつまでも「若く」元気でありたいというのは理想です。

 でも、4~5歳くらい若く見られるのは、ウフッheart01っと嬉しいけど、

 10歳以上も若く見られると、あんまり嬉しくもなく、

 逆に、

 「あ、俺って頼りないのかな~~~」

と複雑な気持ちになるってことが分かりました。

  

 それにしても、

 「25歳」の頃って、何してたかな? あの頃に戻りたい?ゼ~~ンゼンcatface

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お知らせ(コメント欄について)

このブログを開始して5年めに入ってますが、

このワタシのブログの当初の目的は

(1)みのや雅彦師匠のブログのマネをする…(笑)

(2)みのや師匠ご本人に僕のブログを見てもらう

(3)日々の中で浮かんだ「KONOの気持ち」を綴る

という3点であり、

おかげさまで(1)と(2)についてはすでに達成!(師匠ありがとうございます!)

今は(3)というブログとして当たり前のテーマで継続中です。

そして
今の僕の毎日は
実際に目の前にあるひとつひとつの出来事に向き合う事を大切にしています。

実際にお会いする人との出逢いを大切にしています。

僕にとってのこのブログは
あくまでも
目の前の日常があってのブログです。
その日常で感じた想いがベースです。

なので

意味不明なコメント、匿名の訳分からんメールなどに対応するヒマも余裕も 向き合う気もありません。

テイネイに対応する【お寺サン】もいるみたいですが、俺は、いいわ。

  

数日前から、

コメント欄の設定を変更し、

皆様から書き込んでいただけたコメントは、
私が【管理ページ】で内容を確認してから
サイト上に反映するようにしております。

 

もちろん
このブログで知り合い

今も「良い関係」を続けている大切な友(朋)も たくさんいます。

最近は
コメント欄よりも
直接にメールや電話で感想・近況などをいただいてますので

大切な友人の皆さんにはあまり影響はない

と思うのですが……

ご了承ください。

  

以上、

はらわた煮えくりかえる
スマイリーKONOでした(笑)

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2009年2月14日 (土曜日)

レスラーと坊さん

みのや師匠を24年間追いかけていても、
師匠から感化されなかったのが
「プロレス」
かもしれません。

もちろん師匠が紹介する「レスラー」の皆さんは、みのや雅彦の“人生ドラマ”に登場する「重要人物」として知っています。

また、
みのや雅彦の「世界観」の背景にあるプロレスの「精神」みたいなものは、
これまでの師匠のライブや言動や生きざまから 感じてきたつもりです。

そんなワタシですが、
なぜか
レスラーの友人がいます。
彼女の名は
「榎本みほ」さん。

格闘技には ほとんど知識のない自分ですが、
彼女とは感性や波長が合う面白い関係です。

そんな彼女が 自身のブログで僕の事を紹介してくれました。

なぜに レスリングを知らない僕に レスラーの友人がいるのか?
それは
彼女のブログ(2月14日)にダイジェストで綴られています。

【keep on fighting(挑戦し続ける) みほの気持ち】
http://blog.livedoor.jp/fightingmihoblog/

彼女のユーモアと真っ直ぐな生きざまが
いつも僕にパワーをくれます。

レスラーと坊さん、

面白いでしょ、人生は。(o^-^o)

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2009年2月13日 (金曜日)

似顔絵に、はしゃぐ。

今年の元日にジイチャンが亡くなったお宅に、毎週お参りに伺っている。

先日、「6・7日(むなのか)」のお参りに行ったら、ジイチャンの“曾孫”の女の子も来ていた。 4歳くらいだろうか。愛嬌のある可愛らしい子で、ニコニコしているけど、僕が話しかけると、恥ずかしがって逃げる。

お勤めが終わると、その子は、部屋の隅っこに寝ころんで、“お絵かき”を始めた。チラチラと僕を見ている。

お茶を戴きながら、次回の「四十九日」の法要の打ち合わせをしていたら、

「この子、お坊さんに渡したいものがあるんですって!」

と奥さんが言うので、ふり返ると、その子が折りたたんだ「紙」を僕にくれた。

その紙には・・・・・

20090213151429

                                 

                   

                        

                   

                   

                   

                   

                   

どひゃ~~~~!!

僕の似顔絵だ!

下に書いてある文字は、「おじさん」 らしい!!!

「じ」の『 ゛(濁点)』の場所が反対なのがカワイイ。

                                             

嬉しい。

でも、

やっぱり、アタマはツンツンなのね(笑)。

僕は、その子に向かって、思わず言っていた。

「オジチャン独身だし、子供いないからさ、こういうの、ほんとに嬉しいんだよなぁぁ。 この似顔絵、大事にとっておくから。今日の日付を入れて、ファイルしておくからね。 そうだなぁ。あと何年かしたら・・・、ジイチャンの17回忌法要のときあたりに、『あのときオジチャンを書いてくれたねぇぇっ』て見せるから、憶えててね!(笑)」

おれ、ハシャギすぎ・・・。

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SUPER BIG

大好物であるお菓子は、すぐになくなる。

「あ、もっと食べたい・・」

ってところでなくなってしまう。

もちろん、この「あ、もっと食べたい・・・」ってところでやめるのがイイのだろうけど。

  

でも、

子供の頃、

ワンホールのケーキを1人だけで食べたかった。

【レディーボーデン】というアイスを、1人だけで食べたかった。

4人兄弟で、いつも「4等分」して、

ちょっとしか食べられない環境で育ったせいか、

“独り占め・・・・”

に憧れた。

   

  

最近、

札幌の“コストコ”で

【ポ20090211022239_2テトチップス SUPER BIG うすしお味】

を手に入れた。

でかい袋の中に、ポテチが500グラムshine入ってるのだ。普通サイズの袋には85グラム入りだから、だいたい6袋分入っている。

こりゃ、すげぇ・・。

食べても食べてもなくならない。なくなってしまうのを恐れず(意識せず)に、ガッツリと食べれる。

ちなみに、

普通サイズの85グラムだと、つい、袋の中味がなくなるまで一気に食い尽くしてしまうワタシ。 途中でやめようとしても、気になって一気に(袋をサカサマにして)最後のポテチの「破片」まで食べてしまう・・・。

けれど、

この、500グラムも入っていると、

1回にそんなにタクサン食べようと思わず、またフタを閉めてとっておく。

朝起きて、バリッ!!

昼休みに、バリッ!!

晩飯前に、バリッ!!

夜、読書しながら、

深夜、寝る前に・・・・

いかん。

ポテチは太る。

やっっぱり、普通サイズの「85グラム」で、一気にカタをつけるほうが・・。

   

  

お菓子の”独り占め”は子供の頃の憧れだったが、

やっぱし、

オイシイものを少しだけ・・・

がいいんだな。

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2009年2月11日 (水曜日)

日帰り入浴

今日は午後から、洞爺湖温泉まで、日帰り入浴に出掛けた。

祝日だけあって、結構家族連れで混み合っていた。

露天風呂は寒かったけど、

半分居眠りをしながら、ゆ~ったりつかった。

ここ最近どこにも出掛けてなかったので、

近所で、しかも、たった2時間チョイくらいの外出だったけど、

良い気分転換になった。

同行者に、

「運転してる俺を撮って!!」

とお願いし、洞爺湖畔を運転する姿を写メに・・・・。

20090211144747

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2009年2月10日 (火曜日)

ジイチャンの写真

今日の夕方にお参りに行ったお宅で、

お仏壇の脇に10年前に亡くなったジイチャンの写真が飾ってあるのを眺めながらお経をあげていたら、色んな事を思いだしていた。

ジイチャンは生前、よくお寺にお参りに来て、仏教の「中味」を学んでいた人だった。

20歳の冬休み、父がイギリスに行って不在だったことがある。そのため、帰省中の当時大学2年の自分が、お正月の法要(修正会)一切をすべて任されたことがあった。

お正月の法要は、年頭の挨拶をしながら、お参りの皆さんの前で、「お話(法話)」をしなくてはならないのだ・・・・ハタチの自分には、それがものすごく「重荷」だった。

案の定、言いたいことがまとまらず、アタマの中が真っ白になり、シドロモドロで、ズタボロになりながら、「お話」の時間を終えた・・・。

自分の話の内容に関して何を話したのかは記憶にないけど、たぶん、学生時代の僕は、大学で学んでいた仏教の「ウケウリ」を必死になってしゃべったのだろう。

法要終了後、お正月の接待の席で、そんな恥ずかしそうにしている僕に、無口なジイチャンが 

「今日は若住職さんから、大事な事を教えていただいたなぁ。ありがとうございました・・・」

と、つぶやくように言ってくれた。

テーマも要旨も論点も内容もムチャクチャだった僕のお話なのに・・・、話した内容の「一部」を取り上げて感想を伝えてくださった。

僕は、さらに恥ずかしく、申し訳なく、情けなくなっていた。

でも、

ジイチャンは、僕の「話」ソノモノを聞いてくれてた、

というより、

新米のお坊さんとして歩み出したばかりのハタチの僕を、

ずっっとやさしく見守ってくれていたんだなぁ、

と思う。

もう20年ほど前の話だ。

今日、

お仏壇の脇の写真立てのジイチャンは、

まっすぐに僕を見つめていた。

もし、ジイチャンが今生きていたら、住職になった今の僕にどんな言葉をくれるだろうか・・・。

色んな方が、今日までの僕を見守り、育ててくださっている。

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2009年2月 8日 (日曜日)

あ、俺だ。

あ、俺だ。
京都の本山や
札幌の教務所から
色んな冊子や新聞などの“印刷物”が
いつも送られてくるが、
最近送られてきた書類などを確認し整理してたら、
その中に
昨年6月の札幌のホテルの研修会のアトラクションで
僕が歌った記事が
写真付きで掲載されているのを発見。

うーん、
ずいぶん昔のような気がする。

歌いたい事
表現したい事
今の俺には何があるだろうか……。

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2009年2月 7日 (土曜日)

浮気ゴコロ

昨日
「車検」を終えて
ビートル君が帰ってきた。
またしばらくは乗れそうだ。
  
でも
結構、お金をかけてしまった。
今回の車検を機会にして
色々と交換してもらったのだ。
 
・ブレーキパッド
・バッテリー
そして……
・タイミングベルト
  
あまり車のメカに詳しくない自分なので、
この
「タイミングベルトを交換する」
という意味合いが、
その【値段・工賃】を含めて あまりよく理解していなかった。
  
※参考ページ
タイミングベルト交換工賃・費用について
  
タイミングベルト交換とは、
単純に部品一個を取り換えるのではなく、
エンジンの【開腹手術】みたいなもので、
エンジンを開いて劣化した他の部品の交換も必要となる。
乗りはじめて10年、
或いは総走行距離10万キロを目安にして
交換が推奨されている。
 
しかし
それは同時に
車の「乗り換え時期」でもある。
高い整備代をかけて交換するくらいなら、
車を乗り換えたらいい…
そういう意味だ。
  
でも、車検は終わったのだ。
またしばらくは
ビートル君と二人三脚だ。
イヤじゃないよ!(汗)
ただね、
ここ最近、ビートル君の不具合が多くなってきたから、
いつまで乗れるかなぁ…ってつい考えてしまうのさ。
  
  
今回のタイミングベルト交換時期が
ひとつのタイミングだったのねぇ。
  
いろんな意味で
僕は
ひとつに「溺愛」しすぎるっていうか、
「別れる」のが
ヘタだなぁ(苦笑)
   
  
  
  
実は。
  
ここ最近、
色んな場面で
アイツ(あの車)とすれ違う。
  
・数日前、車検を頼みにディーラーの前で右折するタイミングで直進してきた「アイツ(対向車)」がいた。
・昨夜、近所の書店から帰る際に、駐車場のビートル君の隣に「アイツ」がとまってた。
・今朝、檀家サン宅にバックで入れようとした際に、後ろから猛スピードで右側方を通過して行った「アイツ」がいた。
 
ここ最近、
色んな場面で
アイツ(あの車)に逢う。
ビートル君の次には
アイツ(あの車種)がいいなぁ……と
「浮気ゴコロ」
が起きてしまう。
 
車検が終わったばかりなのに………ね。

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