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革命英雄記念碑
革命英雄記念碑とはなにか。日本共産党の三賢人(徳田球一、市川正一、渡辺政之輔)を筆頭に、日本の革命の歴史において闘った英雄たちをまつり、遺徳をしのぶために建立された墓碑である。ちなみに建立したのは、日本共産党とはまったく無関係の、日本共産党(行動派)という小セクトである。
ひょんなことから、この碑が、私が現在住む八王子市内にあることを知ったので
、ある晴れた日曜の昼下がりに、お参りしてきました。
といっても、私の持っていた情報は、「高尾付近のどこかの霊園」というものだけであった。霊園といっても高尾付近には数件の大規模霊園がある。
「さすがにこれは発見困難かな」と思ったけど、いちおうドライブもかねて、高尾方面へ。
甲州街道から高尾駅近くで高尾街道に入ると、しばらく坂をのぼって霊園地帯が見えてくる。以前、行動派の機関紙を読んだほのかな記憶で、これらの霊園のうち「東京霊園」がいちばんクサいと直感。東京霊園に突入。
しかし、東京霊園もものすごく巨大な霊園で、数十個の区画にわけられている。いけどもいけどもただの墓ばかり。「・・・こりゃあ、発見はやはり無理か・・・」と諦めかけていた時に、前方に異様なほど巨大な石碑が見えてきた。
もしかしてこれが・・・と期待に胸を高鳴らせつつ接近すると、
いきなり大合唱のインターナショナルが!(ただし私の脳内でだが。)これぞ、革命英雄記念碑だ!

ついに発見した。いや〜、思ったより巨大な碑で、周囲の一般墓を圧倒せんばかりの迫力。

高さは5メートルほどもあろうかと思われる。

碑の左右には英雄達の眠りを守る獅子(シーサー)一対が。琉球渡りの逸品、これだけでも相当の値うちもの。

記念碑の台座には偉大な指導者大武礼一郎による碑文(全文はリンク参照)が。「わが革命集団は、闘う集団であり、一大家族の集団である。」
★革命英雄記念碑へのアクセス情報★
【公共交通機関】
JR中央線・京王線高尾駅下車。「八王子城跡(霊園経由)」行きバスに乗り、「霊園前」で降りてください。「東京霊園」が近くにあるはずですので、そこの「13区3列」という区画を案内図で見つけてください。霊園入り口からかなり歩くことになると思います。
【自動車・バイク】
甲州街道から高尾駅前で高尾街道にはいり北上、しばらくいって三叉路を左、八王子霊園方面に入ってしばらく行くと、八王子城跡入口という交差点があるので右に入ってください。しばらく走ると東京霊園入り口が見えます。
東京霊園は夕方5時には閉鎖されます。夜間の訪問はやめた方が無難です。(誰も行かないと思うけど)
★近所の名所★
ここも、夜間は行かない方がいいと思いますが、「八王子城跡入口」交差点を霊園方向とは反対に左折してしばらく行くと八王子城跡入り口があります。入り口広場から右側の山道は山城跡(八王子神社)に続く道、左側におりると、戦国武将の北条氏照が居城とした八王子城の御主殿跡(ぽっかりと広場になっている)に続く古道があります。
国指定史跡で、八王子でも有数の観光地のはずですが、高尾山と違って、休日に訪れてもほとんど人の気配がありません。実に独特の雰囲気です。
とくに古道には戦国時代の石垣がそのまま保存されていたりして、歴史好きの人にはこたえられないでしょう。でも、心霊スポットでもあるらしいので、とりつかれやすい体質の方は、行かないのが無難でしょう。
★革命英雄記念碑 関連リンク★
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革命英雄記念碑
(公式サイト。日本人民戦線による。なんとこのページにもリンクしていただいております。革命英雄記念碑を作成したのは私ではありませんが・・・)
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碑誌 大武礼一郎
(入力は現代古文書研究会のけぱら氏による)
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斯大林同志愛好会
(行動派党があくまで奉ずるスターリン大元帥のファンサイト。葉寺覚明氏による)
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裏共産主義者同盟
(共産主義者同盟の理論と歴史に非常に詳しい、高原浩氏による資料蓄積ページ。第3次ブントの設立を目指しておられるのでしょうか。このページへのリンクを貼っていただき、ありがとうございます)
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おまけ
げげっ、あの2ちゃんねるについに弊社の実名がぁぁ・・・ しかし、ちゃんと状況(革命英雄記念碑を作成したのは私ではない)が理解されているようで良かったです。
お帰りはどうぞこちらから・・・
社長の部屋
革命的ご感想はこちらへ・・・
社長あて電気メール
作成: 1999.02.28
最終更新: 2002.12.18(おまけリンク追加)