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最新ニュースインデックス

[2009年2月16日(月)の KCT TVニュースから]

「運営建て直しのため」児島市民病院の院長を交代(倉敷市)

倉敷市は児島市民病院の院長の交代人事を発表しました。
倉敷市の三宅英邦副市長が記者会見して明らかにしました。発表によると現在の渡辺聖院長に代わり診療部長の竹井義隆さんがあす付けで新たに院長代理に就任。院長ポストは空席となります。倉敷市は4月1日に岡山大学の医局から新院長を招聘すると同時に別の内科医1人の補充を目指しています。今回の人事異動は新しい院長を迎える体制づくりのためです。三宅副市長は「病院の建て直しのためには院長交代しかない」と説明し「過去に多くの院長を出した岡山大学の内科医系列の人事に戻したい」と述べました。児島市民病院を巡っては一昨年の11月に当時の院長が定年退職し、後任を決める院長選挙で眼科医の渡辺さんが就任したことで内科医5人が総退職し、混乱を招きました。一方で産科医も高齢のため去年12月に退職し、現在、児島地区では分娩ができない状況となっています。倉敷市によると依然として産科医の補充は目処が立っておらず、引き続き医師の確保に努めたいとしています。

臨時総社市議会 景気対策の補正可決

総社市は16日、臨時市議会を開き景気対策などの総額4億7,400万円の補正予算を含む3件の議案を上程し可決されました。
2月補正予算総額4億7,400万円のうち一般会計補正予算額は4億1,000万円です。このうち、総社市が独自に打ち出した市民や市内の法人が三菱社の自動車を購入する際、10万円の補助を出す事業費は、2,000万円で財源としては財政調整基金が充てられます。専決処分され承認議案となった2月補正予算は、全会一致で可決されました。このあと、自動車(三菱社)購入時の補助の申請方法などが説明されました。補助の対象となるのは今年3月2日から8月31日までに新車登録されたもので、申請は総社市商工観光課の窓口のみで受け付けられます。受付開始は3月2日からです。このほか、可決された補正予算のうち一般会計の歳出の主なものは、定額給付金事業事務費に4000万円清音小学校の耐震事業費に2400万円などとなっています。

確定申告はじまる 市長がe-Tax使用(倉敷市)

きょうから全国一斉に所得税の確定申告が始まりました。
倉敷税務署は、イオンモール倉敷に確定申告会場を設置しており、朝から大勢の人が訪れました。確定申告の対象になるのは自営業の人や2カ所以上から給与を得ている人、年収2,000万円を超える人などです。会場には申告書の自動計算と印刷ができる51台のパソコンが用意され、倉敷税務署の職員や税理士など57人が申告書の書き方の相談に応じるなどしていました。また、税務署では自宅にいながらインターネットで申告ができるなど納税者の利便性が高い「e‐Tax」の利用を呼びかけています。きょうは倉敷市の伊東 香織市長も会場を訪れ、「e‐Tax」を利用しての申告を行いました。倉敷税務署では去年6万7,000件の申告書を受け付けており、このうち8,000件が「e‐Tax」による申告でした。ITを使った納税システムは国が盛んに進めており、今年度30%の利用を目指しています。イオンモール倉敷の申告会場は、3月16日まで開設されています。

備中地酒文化のシンポジウム(倉敷市)

備中地域の地酒文化について考えるシンポジウムが、倉敷市内のホテルできのう(15日)開かれました。
これは、倉敷商工会議所や備中県民局などで構成する「水辺のユニオン」が開いたものです。基調講演では、民俗学者の神崎宣武さんが「酒の日本文化と岡山の酒造り」と題して講演しました。神崎さんは、日本酒の原点は、神と「まつり」にあるとして民俗学的な視点から、醸造技術の変遷などを語りました。さらに、備中神楽に登場する酒造りの神「松尾大明神」など備中地域特有のお酒とその周辺の文化を分かりやすく説きました。つづいて行われたパネルディスカッションでは、蔵元や杜氏、消費者を代表して4人のパネリストが備中地域の酒文化について意見を交わしました。このうち年末年始に「酒蔵めぐり」を実施した備中地域広域観光振興協議会会長の森喬さんは「備中地域には、良い酒米と水、そして技が集積していると改めて気付かされた」と話しました。会場には、およそ250人が訪れ、備中地域の酒造りの伝統と未来について考えていました。

(最終更新 02/16-17:52)

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