2009年2月17日 14時35分更新
インターネットを通じて子どもがいじめや性犯罪の被害にあうケースが相次いでいることを受けて、その実態や対策について学ぶ講演会が岡山市で開かれました。
この講演会は、インターネットのいわゆる「学校裏サイト」や「出会い系サイト」などを通じて、子どもがいじめや性犯罪の被害にあうケースが相次いでいることを受けて県などが開いたもので、県内の教師や保護者など150人余りが集まりました。
子どもが専門のカウンセラーが講師を務め、いわゆる「学校裏サイト」に悪口を書き込むいじめがあとを絶たないことや、「出会い系サイト」だけでなく同じ趣味を持つ者どうしで交流する「プロフ」と呼ばれるサイトを通して子どもが性犯罪の被害にあうケースも増えていることなどを説明しました。
そして、こうした被害から子どもを守るためには、日ごろから子どもに有害なサイトを見ないよう教育することや、「学校裏サイト」などに子どもの悪口を書き込まれたら、プロバイダーに連絡してすぐに削除してもらうなどの対策を取るようアドバイスしていました。
参加した人たちはメモをとりながら講師の話に熱心に耳を傾けていました。