記事入力 : 2009/02/17 16:01:04
鄭夢準氏、FIFA会長か大統領選か(上)
- ハンナラ党の鄭夢準(チョン・モンジュン)最高委員が李明博(イ・ミョンバク)大統領と単独で会談。また、テレビのトークショーに出演して国際サッカー連盟(FIFA)会長選挙あるいは大統領選挙への出馬について言及した。また全南大学で名誉博士の学位を受けるなど、数々の活動で注目を集めている。写真は鄭最高委員が16日、ハンナラ党本部で開催された会議に出席した時の様子。/写真=チェ・スンホ記者
鄭委員は15日深夜に放送されたテレビのトークショーに出演し、次のFIFA会長または大統領への出馬について、「両方を一度にすることはできない。よく考えて一つに決めるべきだと思っている」「FIFA会長に選ばれれば、韓国国内で政治家として活動するのも難しくなるだろう」などと述べた。時期的にはFIFAの会長選挙が先にあるため、優先順位が高いハンナラ党の大統領候補として選ばれる可能性があるかを先に見極めた上で、最終的に結論を下すという意味だ。
2012年の大統領選挙で当選を狙う候補者たちにとって、今のところはまだ時間的余裕はある。しかし鄭委員が2011年にFIFA会長への出馬を決めた場合、2010年からはそちらに全力投入しなければならない。それには今年中に決断を下す必要がある。また2012年に当選する可能性を見極めるためには、早い時期に活動をスタートさせる必要があり、すでにそのような動きも随所にみられている。
鄭委員は本人の要請で11日、李明博(イ・ミョンバク)大統領と二人だけの会談を2時間にわたり行った。8日にはハンナラ党内で主流派の親李(李大統領に近い)グループ「共に明日へ」が李政権の成功を誓い合う夕食会を開催したが、そこにも出席した。鄭委員は李大統領との単独会談について、「李大統領に招待された党最高委員や中堅議員の夕食会に出席することができなかった。そのためあいさつを兼ねて会談を要請した。困難な経済状況について、お互い多くのことを話し合った」とだけ説明した。しかし実際は「党内での鄭委員の役割や懸案などについての話し合いも行われたはずだ」という見方が支配的だ。
ユン・ジョンホ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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