2009年 2月 16日 |
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景気の影響は?理系学生のための就職面接会
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来年春、卒業する理系の学生のための就職面接会が16日、岡山市で開かれました。製造業の不振で研究職や専門職を目指す理系の学生にとって厳しい就職戦線を強いられそうです。面接会は、来年春、大学や専門学校などを卒業する理系の学生が対象で、岡山県内外から去年より10社少ない45の企業が参加しました。主催したリクルートによりますと、理系の学生は製造業の研究職など、専門的な職種に志望を絞る傾向がありますが、製造業には景気後退で採用を手控える企業も多く、幅広い志望をもつように呼びかけているということです。一方、大手企業が採用を手控えるため、Uターン就職や中小企業に目を向ける学生が増えるのではと予測していて優秀な人材確保のチャンスと捉える企業もあるようです。製造業不振のあおりをうける理系の学生と優秀な人材確保に活路を見出す中小企業。どちらも手探りの状況が続きそうです。
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離職者が福祉現場で仕事を体験
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雇用の新たな受け皿になれるのでしょうか。人手不足が続く岡山県内23の福祉施設で景気の悪化に伴って職を失った人が16日から職場体験に臨んでいます。このうち岡山市祇園のデイサービスセンター、敬老園には現在、職を失っている40代と50代の男女3人が職場体験に臨んでいます。清水恵子さんは先月末、4年間パートとして働いていた自動車部品の製造会社を辞めました。会社の業績悪化で最後は会社に残れない雰囲気だったといいます。職場体験初日、清水さんらは風船を使ったレクリエーションに参加するなどしてお年寄りとふれ合いました。この体験事業は、職を失った人が福祉現場で再就職するきっかけになればと岡山県が実施したもので、県内23の施設に20代から50代までの46人が参加しています。福祉現場では過酷な労働に対し賃金が見合わないなどの理由からなかなか人が定着しないのが現状です。こうした職場体験を通じて、仕事内容や職場の雰囲気を知ってもらうことは施設側にとっても雇用のミスマッチを防ぐ意味でも良いことだといいます。参加者は来月末まで送迎や入浴の補助などの仕事を体験し、施設側と本人が良ければ正式に採用となります。施設側にとっては慢性的な人手不足を解消する新たな担い手として、そして離職者にとっては、再就職の場として期待が集まる福祉の現場、今回の取り組みによって、どれだけの雇用を生み出せるか注目が集まります。
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確定申告始まる
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2008年分の所得税の確定申告の受け付けが16日から全国の税務署で始まりました。このうち倉敷税務署はイオンモール倉敷に特設会場を設け、朝早くから大勢の市民が訪れました。今年はインターネットで申告できるeーTaxを多くの人に利用してもらおうとパソコンの台数を去年より14台多い51台、サポートする職員も13人増やし57人で対応にあたっています。eーTaxは記入ミスが減らせることなどがメリットで16日は倉敷市の伊東市長もeーTaxを初めて利用していました。倉敷税務署によりますと去年、eーTaxで申告した人は全体の12%で、今年は30%の利用を目指すということです。確定申告の受け付けは来月16日までです。
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香川県の公立高校願書受け付け始まる
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香川県内32の公立高校で、16日から一般入試の願書の受け付けが始まりました。このうち高松市の高松高校には、中学校の教諭が次々に訪れ、生徒の願書や調査書を提出していきました。願書を受け取った高校の職員は、書類に記入漏れが無いかなど丁寧にチェックしていました。香川県の公立高校の一般入試は統廃合などで募集を行わない3校を除く32校で行われ、募集定員は自己推薦入試の合格者1154人を除く5065人となっています。願書の受け付けは18日正午までで一般入試は来月10日と11日、合格発表は、来月19日に行われます。
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岡山県産果実を使った酢とドレッシング発売
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マスカットやピオーネなど、岡山県特産の果物を使ったお酢が商品化されました。どんなお味なのでしょうか?岡山市で16日、試飲会が開かれました。発表されたのは赤磐市で採れたマスカットとピオーネを搾り発酵・熟成させた果実酢と真庭市で採れた新高梨を醸造した酢に県北の野菜などを加えたドレッシングです。岡山県、大学、食品メーカーなど産官学19の団体で作るおかやま食料産業クラスター協議会が県内のメーカーと共同開発したものです。16日は、3点の新商品が発表され、生産者や協議会の関係者など約100人が味を確かめました。参加者の評価も上々の新商品。来月中旬以降に店頭に並ぶと言うことです。
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