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2009年2月16日(月) 19:15 |
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雇用対策で介護施設の職場体験
派遣切りなどで職を失った人を対象に、岡山県が雇用対策の一環として行う介護施設での職場体験が16日から始まりました。県内の23施設で46人が体験に臨みました。
職場体験は岡山県の雇用対策のひとつで、人手不足に苦しむ介護施設が、派遣切りなどで職を失って困っている人の受け皿になればという狙いです。 岡山市の旭川荘では、16日から3人が職場体験を始めました。来月末までの1ヵ月半、施設の仕事を手伝います。 16日は岡山県内23の介護施設で体験が始まっています。 岡山市の特別擁護老人ホーム・愛光苑でも男女2人が体験に臨み、車椅子の使い方などを教わりました。 介護の現場は就職希望者が少ない上に離職率が高く、慢性的な人手不足に悩んでいます。この施設では今月ヘルパーの資格を持たない経験のないパート職員を2人採用しました。2人とも介護の仕事にやりがいを感じています。 介護の現場が失業者の受け皿となりうるのかどうかは、まず職場体験を通じて、介護の仕事に新たなやりがいを見いだせるかどうかにかかっているのではないでしょうか。
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