日本人の養父殴り中国籍の高１逮捕　「注意され腹が立った」と暴行、翌日死亡

　埼玉県警越谷署は１１日夜、アパート自室で日本人の養父（６０）を殴ったとして傷害容疑で、越谷市の高校１年の少年（１７）＝中国籍＝を逮捕した。養父は１１日朝死亡。同署は暴行との因果関係を調べている。

　少年は「友人らと話をしていたところ『うるさい』と注意され、腹が立ち殴った」と容疑を認めているという。

　調べでは、少年は１０日午後９時５０分ごろ、養父の顔を殴り、けがを負わせた疑い。

　兄（１９）が１１日午前４時ごろ、養父が布団でいびきをかいているのを聞いたが、同８時半ごろには死亡していたという。

　少年は中国籍の母と兄、養父との四人暮らし。母は中国に帰省中で、兄も事件当時外出していた。