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松井秀、3連続含む6発にコーチ絶賛

サンケイスポーツ - 2009/2/16 8:02

 【タンパ(米フロリダ州)14日(日本時間15日)】ヤンキースの松井秀喜外野手(34)が、昨年9月に左ひざ手術を受けて以来初の屋外フリー打撃で3連続を含む6本のサク越えを放った。見守ったケビン・ロング打撃コーチ(42)も「(右ひざを手術した)昨季とは比較にならないほど素晴らしい」と絶賛。ゴジラの復活劇が始まった。

 ゴジラらしい復活ショーだ。気温24度のジョージ・スタインブレナー・フィールド。松井秀の打球が3連続で右翼席を直撃すると、観客から拍手と歓声が上がった。

 「ある程度は気持ちよく振れました。現時点では、まあまあいい形で打てている。ひざも、大丈夫でした」

 昨年9月に手術した左ひざの不安を一掃する打撃だった。ヤンキースタジアム最終戦に出場した9月21日以来のフリー打撃は38スイング。屋外に出るのさえ11日のキャンプ地入り後初だったが、3連続を含むサク越え6本という強い当たりに手応えをつかんだ。

 右ひざを手術して臨んだ昨春キャンプとは段違い。「去年とは比較にならないほど素晴らしい。パワーも増している。楽しみだよ」とロング打撃コーチが絶賛すれば、一塁ベンチ前でみていた米国人記者たちも騒然。練習直後のロッカーでは松井秀担当の通訳が不在で、代わりに井川の通訳が駆り出されて急きょ取材が行われた。

 「今季40発と予想している記者がいる? フフフ、賭ける? オレは打てない方に賭けるけどね」と、好調ぶりに松井秀の口もなめらか。

 ひざへの負担を避けるためにランニングこそ禁止されているものの、打撃では左ひざの順調な回復を証明。完全復活へ力強いスタートを切った。

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