【2009年02月17日06時17分 更新】


1.侍ジャパン宮崎合宿始まる
 (02/17 06:09)

16日から始まった、WBC日本代表候補の宮崎合宿。「侍ジャパン」のメンバーは、午前9時半に、宮崎市のサンマリンスタジアムに到着しました。中でもファンの視線を釘付けにしたのが、マリナーズのイチロー選手。大歓声を受けながらの球場入りです。宮崎合宿には、イチロー選手のほか、大リーグ、レッドソックスの松坂大輔投手や、日向市出身で、ヤクルトスワローズの青木宣親選手など、あわせて33人が参加しています。日本代表の真新しいユニフォームに身を包んだ選手たちは、ランニングやキャッチボールを行ったあと、投手と野手に分かれて練習しました。それぞれのピッチャーが、早い仕上がりを見せる中、注目の松坂大輔投手もブルペン入り。ジャイアンツの阿部選手を相手に、ストレートやシュートなど、50球余りを投げ込みました。また、日本ハムのダルビッシュ投手や西武の涌井投手など、豪華メンバーが、熱のこもったピッチングを見せました。一方野手陣は、イチロー選手のほか、ソフトバンクの川崎選手や、青木選手が、フリーバッティングで、快音を響かせていました。また、「侍ジャパン」のメンバーを一目見ようと、球場には、平日にもかかわらず、多くのファンが詰め掛けました。多くのファンに見守られながら、練習に臨んだ侍ジャパンのメンバー。合宿初日の感想は・・・?(イチロー選手)「疲れちった、ですね。(疲れ)ちゃったまではいかないですけど」「動きも、僕の動きも見てもらったと思うし、他の選手の動きも見て、テンション上がってきましたね」(WBC日本代表・原辰徳監督)「しっかりとチーム28名のメンバーをつくるというのが、今回の宮崎の大きな通過点であります」「意義ある時間にして、決戦を待つというふうにしたいと思っています」WBC日本代表候補の宮崎合宿は、2月22日まで、宮崎市のサンマリンスタジアムで行われます。


2.エコプラザ問題 費用負担の修正案提示
 (02/17 06:08)

エコクリーンプラザみやざきの問題で、施設の補修工事の費用負担について協議する、関係市町村長の会議が、16日開かれました。この中で、県側は、補修費用について、今後、業者に賠償請求する裁判などの結果を踏まえて、県や各市町村の負担割合を決めるとする、修正案を提示しました。16日の会議には、東国原知事や、関係する11市町村の代表らが出席し、県側が、費用負担の方法について新しい提案を説明しました。それによりますと、破損した調整池の補修工事に伴う費用は、今後、県環境整備公社が、業者に対して、賠償請求する裁判などの結果を踏まえ、責任の所在を明確化した上で、県や各市町村の負担割合を決めるとしています。補修費用の当面の調達方法は、「緊急避難的な措置」として、県と、市町村が、それぞれ、50パーセントずつ立て替え、公社に貸し付けます。このほか、現在、市町村に還元されている、施設の余剰電力などの売却収入について、県は、今回の補修費用に充てるとする方針を修正し、将来的な補修工事などに備える財源にすることを、提案しました。こうした県の提案に対し、西都市の橋田市長は、「前回より内容が前進していて妥当」と、評価した一方で、宮崎市の津村市長は、補修費用について、「県に一義的な責任があり、県が全額立て替えるべき」と、疑問を示しました。16日の会議では、新しい提案を採用するかどうか、結論には至らなかったため、県は、今後も、各市町村と、協議を進めることにしています。津村宮崎市長「県が一歩踏み出したのはいいが、(立て替えが)50%ずつになるのは納得できない」また、東国原知事は、16日の会議の中で、今回の問題について、「背任罪の疑いが、払拭できない」と述べた上で、県としても、刑事告発に踏み切ることを明らかにしました。


3.エコプラ問題、県も刑事告発へ
 (02/17 06:10)

東国原知事は、エコクリーンプラザみやざきの問題で、県として、刑事告発に踏み切ることを明らかにしました。これに対し、宮崎市の津村市長は、不快感を示しています。東国原知事は、16日開かれた関係市町村長との会議で、今回の問題について、「背任罪の疑いが払拭できない」と述べた上で、県として、県環境整備公社の当時の役職員を、近く、刑事告発する考えを示しました。(東国原知事)「県の立場をつまびらかにした方がいいんじゃないかという判断です。必要書類もあるから、十分に検討して、刑事告発するということですから、それなりの覚悟をもってやらなければいけないので、関係部局の意見をもっと詰めて、きちんとした形でやりたい」(津村市長)「背任罪というハレンチな罪ですよね。ハレンチな罪を、犯した、犯罪があったんだということを、私にも説明してもらわないと確信、確証ですね。無責任な人を傷つけるような告訴になってはいけない」県の刑事告発で、今後、県と宮崎市の対立が、さらに深まる可能性もあります。


4.カード集団詐欺 手口と被害の実態
 (02/17 06:09)

消費者金融のカードを使った詐欺の被害が、2月に入って、警察や弁護士事務所などに相次いでいます。被害者は100人以上、被害総額は、1億円を超えるとみられるカード詐欺。その手口と、被害の実態に迫ります。県内で被害が相次ぐカード詐欺。50代の女性から、「消費者金融のカードをつくるだけで、簡単に報酬がもらえる」と持ち掛けられ、カードの名義を貸した人が、多額の借金返済に陥っています。名義貸しを持ちかけたのは、「斉藤佐知子」と名乗る女性。実は、先週、同じ名前の女が、別の詐欺事件で逮捕され、カード詐欺への関与を認める供述をしているのです。(田島リポート)「集団詐欺事件の被害者説明会が開かれています。参加者には20代前半とみられる若者が多いようです」相次ぐ被害相談を受け、14日、宮崎市で、弁護士による被害者説明会が開かれ、被害者やその家族など、約50人が出席しました。説明会で明らかになった犯行の手口はこうです。「齊藤佐知子」を名乗る女性は、会社の事業資金がいると偽って、消費者金融のカードをつくることを依頼、その際、借り入れ限度額の1割分の報酬を渡すと持ちかけました。さらに、女性は、複数の会社の名刺を使い分けたり、友人や知人を通して勧誘するという手口で、被害者を信用させました。(24歳女性)「友達から2日くらいおばさんと会うだけで、バイト代が20万円くらい入るといわれて」(23歳女性)「友人の紹介で、その友人がすごく信頼できる友人だったし、会ったときの印象もすごくいい方で、ほんとにそのとき疑わなかった・・・」名義貸しの際、女性は、「返済」を約束しましたが、1月、被害者に、「お金がなくなったので出稼ぎに行ってくる」と伝えると、カードを返却。その後、連絡がとれなくなりました。弁護団では、被害者は、20代の女性を中心に100人以上、被害額は、1人、100万円から200万円で、総額1億円以上とみています。(被害者弁護団・山田秀一弁護士)「被害額はだいたい100万前後から、1人、200数十万というのの間ですので、1億から2億ぐらいになるんじゃないかと思います」警察では、斉藤佐知子容疑者と、カードの名義貸しを持ちかけた女性が、同一人物とみて調べを進める方針です。


5.県の雇用対策 介護現場でも
 (02/17 06:09)

県の緊急雇用対策の1つ、臨時職員の採用が、様々な分野で進んでいます。このうち、16日は、派遣切りのあと、介護の分野で再出発を切った1人の女性を紹介します。お年寄りと会話を交わす仲地淳さん35歳。県の緊急雇用対策の一環として、16日から、宮崎市の特別養護老人ホームで、実習を行っています。仲地さんは、以前、清武町の大手半導体工場で、契約社員として働いていましたが、世界的な景気の悪化を受け、年明けに、突然、契約解除を告げられました。(仲地淳さん)「(以前は)楽しかったけど、だんだんそれが無くなってきて、(契約解除を)言われた?言われた?って聞くようになって、いつか言われるだろうねって・・」以前から、医療や福祉に興味があったと話す、仲地さん。実習期間は、3月29日までですが、資格取得などにはつながらないため、実習終了後の再就職先の確保が大きな悩みだと言います。(仲地淳さん)「一番気になるのが資格がないこと、ヘルパー2級や介護福祉士なり・・それでも受け入れてくれる職場を探さないといけないと母と話している」仲地さんが参加しているのは、県の雇用対策の1つ、「介護技術速習支援事業」で、16日から、宮崎市内5か所で、合わせて7人が実習を受けています。再就職先の確保など、参加者には、険しい道も待ち構えていますが、県では、「多くの人に活用してもらいたい」と話しています。


6.松田選手が世界選手権に向け練習公開
 (02/17 06:09)

北京オリンピックの銅メダリスト、松田丈志選手が、7月の世界選手権に向け、地元・延岡市で、公開練習を行いました。北京オリンピックの競泳200メートルバタフライで、銅メダルを獲得するなど、昨シーズン、大活躍を見せた松田丈志選手。今年から所属先が変わり、心機一転、久世コーチとともに、本格的な練習を行っています。16日の公開練習では、順調な仕上がりを披露し、今年最大の目標と位置づける、7月の世界選手権への抱負を語りました。(松田丈志選手)「7月終わりから世界選手権ですので、これからは世界大会で結果を出し続けていく事が大事だと思うので、それを目標にしっかりやりたいと思う」松田選手は、2月21日からの「日本短水路選手権」に出場した後、アメリカで高地合宿などを行い、世界選手権の予選会となる、4月の日本選手権に臨みます。


7.カープ選手と園児が交流
 (02/17 06:11)

日南市でキャンプを行っている、広島東洋カープの選手たちが、園児たちと交流を深めました。交流会は、応援してくれる市民へのお礼にと、カープ選手会が企画したもので、練習前の時間を利用して、選手15人が、日南市内の幼稚園と保育園を訪れました。このうち、日南カトリック幼稚園には、内野手の東出輝裕選手と、梵英心選手、それに、小窪哲也選手の3人が訪れ、園児約80人が、カープの応援歌を歌って出迎えました。そして、選手たちから、園児一人ひとりに、カープの帽子がプレゼントされました。園児たちは、大喜びで、「頑張って練習して下さい」と、選手たちを激励していました。


8.大山志保選手 米ツアー開幕戦は50位
 (02/17 06:10)

今シーズン、アメリカツアーに参戦する、宮崎市出身の大山志保選手。ハワイで行われた開幕戦は、トータル7オーバーの50位に終わりました。


9.「免職は不当」 元市職員の訴え棄却
 (02/17 06:11)

警察に酒気帯び運転で摘発され、その後、懲戒免職処分を受けた都城市の元職員が、処分が重過ぎるとして、市を相手に、処分の取り消しと、慰謝料310万円の支払いを求めていた裁判で、宮崎地裁は、原告の訴えを退けました。宮崎地裁で開かれた16日の判決で、足立正佳裁判長は、「社会観念上、著しく相当性を欠くとか、裁量権の範囲を逸脱しているとは言えない」として、原告の訴えを棄却しました。判決を受け、都城市の長峯誠市長は、「私たちの主張が認められ、満足している」とコメントしています。


9.確定申告センター開設
 (02/17 06:11)

平成20年分の所得税の確定申告の受け付けが、16日から始まりました。このうち、宮崎市のカリーノ宮崎には、確定申告センターが設けられ、午前9時の受け付け開始とともに、大勢の人が訪れました。確定申告の受け付け期間は、所得税と贈与税が3月16日まで、個人事業者の消費税などの申告が、3月31日までとなっています。県内では、宮崎市のカリーノ宮崎など、7か所が確定申告の会場になっています。宮崎税務署では、「申告期限の間際は、会場が混雑するため、早めに手続きを済ませてほしい」と話しています。


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