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help リーダーに追加 RSS 大航海時代Online(23) いまさら感のある長文ポスト

<<   作成日時 : 2009/02/16 01:22  

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このエントリを上げようかどーしようか迷っているうちに、ジェノヴァで投資戦は始まっちゃうしオスマンは来週来るって言うし、なんだか思いっきり時期を外した気がするけど、敢えて載せてみる。(バレンタイン企画のイラスト依頼断ってごめんよ…。)

しかも次回アップデートで投資に変更が加わるらしい。
なんかもう色々いまさら感だけど、折角だから投稿してみる。

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まず最初に、まとめと説明。

この「大航海時代Online」というゲームでは、キャラの所属する国を六カ国の中から選んでスタート出来ます。その国ごとに国イベントや扱いやすい交易品、地理条件などが違います。
以下、国名が出てきたときは、その人がキャラの国籍として選んだ国と思ってください。
実在する、現実の国名とは違います。たまに中国・台湾からの留学生なんかがいたりしますが、基本的に中身は全て日本人です。



ゲーム内には、各国固有の「領地」と、投資によって影響度を変えられる「同盟都市」が存在します。
同盟都市に投資をし、自国影響度が他国より上になると、その国の同盟都市となります。

同盟都市になった場合の主なメリットは、

1)その都市での交易品の仕入れが安くなる/一度に仕入れられる量が若干増える
2)その都市で交易品を売却した場合に関税がかからない
3)値切り・吹っかけの可能な回数がUPする
4)大海戦の攻略目標として選ばれれば海戦に参加出来る


つまり主に交易を行う商人むけのメリット。
なので、その港を使う商人が、その財力をもって投資を行うのは理にかなっています。
逆に言うと使わない(その港で売り買いをしない)人にとっては、投資で同盟港化しても実利的な恩恵はあまり無いかな。個人的な思い入れとか、名前が好き! とかそういうのが投資理由の人もいるでしょうが。

ちなみに、関税は国の勢力によって変動しますが、ヴェネで9〜10%、ネデで8〜9%くらい、おそらくフランスでもそんなに差はない。大国と小国の間だと隔たりがありますが、小三国の間は大差なさげです。
吹っかけの出来る回数で利益がかなり変わるので、関税より売りの吹っかけ回数が重要なんじゃないかと個人的に思ってますが… まあ他の人の認識はどうだかキイタコトナイ。基本冒険者だし、私(笑




以上が基本的なシステム。


で、現在状況としては、ヴェネツィアとフランスの<一部>の間で過激な投資戦が勃発。投資だけではなくPKによる交易妨害等の副次的な攻撃も含む。メリットの見えない戦いを仕掛けられているので、うちのキャラが所属するヴェネ側は「??」な状態のまま半年近くが経過、という状態。

シンプルに書くとものすごくシンプルです。





なんとなく興味で始めた投資戦ウォッチなのですが、最初は関わる気はありませんでした。
メイン冒険者なんで資金力もあんまり無いですし。

ではなぜ関わる気になったかというと、冒険クエがほとんど終わって交易レベルも上げたくなったタイミングと合っていたことと、よく利用している交易路が、ちょうど投資戦の舞台となっている港、マラカイボのある南カリブだったこと。



交易でお金をかせぐ方法は様々です。
生産で稼ぐ人、遠く東南アジアまで香辛料の買い付けに行く人、相場を読んで近距離で稼ぐ人。
その中で私が南カリブでの交易を好んで使うのは、一回の儲けが少なくてもヨーロッパから近いこと、メイン冒険者で取れる交易スキルがあまり無いことと、南カリブなら支援者がいたことが理由。特に支援が受けられてスキルが上がりやすい、というのは大きかった。

ヴェネ国籍で交易やる場合、相場のよい時間に南カリブにいけば、だいたい誰か同国プレイヤーがいます。
フレや商会員からPK情報や相場情報が回ってくるし、そこにいけば誰かに会える。まー徳島駅前みたいなもんだよね。(超ローカル)
冒険で世界中ぐるぐる回っていた時とは違って、いつも同じ航路を往復していると、だいたい同じ人と会う。金安いけどまだスキル低いんだよなー って時は、フレリスト見て誰か来るのを待ってて支援してもらったり。カラカスでひたすら羽毛を毟っている人に納品を手伝わせたり。海事上げの合間に休憩中の人の顔に落書きしたり(オイ!)。



そんなわけで頻繁に通っているうちに、マラカイボの旗が変わる瞬間に海域に 誰 も い な い ことや、金の安い時間帯に 誰 も こ な い ことや、イボスルーして真っ直ぐに運河へ向かう、先 頭 だ け フランスキャラの艦隊がいることなど、色々と謎な事象に気がついてしまったのです…。

旗が変わる瞬間に誰もいないのは、お金をもたせてその町に待機させている投資専用キャラ(通称「妖精さん」)が24時間体制で稼動しているからでした。それは冒険中にたまたま目撃しちゃったので早くから気が付いていましたが、そのような投資キャラが複数いて、どうやらランキングに出ないよう投資額を調整しているらしい、というのは頻繁に通いだしてから気がつきました。とすれば、よっぽどマラカイボに執着がある人が複数いてキャラを回しているんだ…と。

しかもキャラ隠してやってますからね。隠すなら見たいでしょ? ね。(笑)



普通に考えると、かなり常識を逸脱した投資行為です。
だって投資専用のキャラを置いているにしろ、こまめにキャラチェンジして様子を見に来ないといけないですよね。ゲームをプレイしながら、そこまで手間かけようとはフツー思いませんよね?
やりたいことが投資・旗変えしかないなら別ですが・・・。

しかも金の安い時間帯に誰も来ない。交易に使ってない。
初期はほんとに来なかった。(って指摘したからなのか、最近は五人艦隊でぞろぞろ来たりするんだけど^^;)
最初に挙げたとおり、その港に投資する・同盟港化するのは、その港を使う場合にメリットがあるから、というのが基本のはずなのです。少なくとも私はそのような考えで自分の資金運用を考えて来たし、自国にしろ他国にしろ、商人やってる人はそういう考え方をしてました。

つまり、マラカイボを巡るヴェネvsフランス(の一部)の投資戦は、当初から、メリットの見えない投資戦にも関わらず、24時間臨戦態勢で大金を投入してくるという不可解な戦いだったわけです。

ちなみにこの投資戦は、ヴェネvsフランスの国vs国ではなく、フランスプレイヤーのごくごく一部しか関わってません。ここはご注意を。彼らの投資の表向きの理由は「フランスのため」だと噂で聞きましたが、まあそこはそれ。




深遠を覗き込む者は、深遠にまた覗かれる。
ご本人様<たち>が仰っていたので、相手方にここを見られていることはむっちゃ自覚してます。
その上で手持ちの情報をバラしてしまうと。


最初の頃は、ヴェネ49%/フランス50%など国別影響度の差が小さかったため、埋め込みキャラにお金を持たせておいてプール時間の直前に潰す方法を使っていたようです。ヴェネ側が旗を戻そうと50M入れたら、プール消化直前に50M入れて相殺する。
しかしこれだと毎時間、見張りに出てこなくてはいけなくて面倒なうえ、目撃した私がおもくそブログでネタにしちゃったので、もう止めてしまったようです。

次にやり始めたのが差をつける方法、去年の年末くらいからやってます。
ただし40%/60% などではなく、他国籍のキャラを使ってヴェネの影響度を減らし、その上でフランス影響度を延ばすという方法。ポル10%/ネデ10%/ヴェネ30%/フランス50%、これなら20差ですね。
バイーアでポルとネデの2キャラでそれをやられた時に嫌な思いをしたので、同じことを他国にやってやれと思ったのかもしれません。難点はお金がかかること、多国籍キャラの準備が必要なこと。あまり目撃されたくないのか、大抵夜中に活動していて、五人艦隊で出現してたのを見てました。…ゴメン、ミテルヒトガイタンダナ

PKも出ました。
弄って4コマネタにしちゃった、あの人とかですね(笑)
漕船スキルが高いのか、けっこう船が早いので要注意です。収奪紙も使ってきます。でも海事レベルは低いから、海軍呼べれば倒せるカモ☆

そういや最初にマラカイボでヴェネとフランスが投資戦になった2年くらい前も、投資家の方が雇ったPK艦隊に、マラカイボ前で封鎖されたことがありました。
こちらは冒険スキルオンリー、取り引きスキル皆無、クリッパーすら乗れないレベルの駆け出し冒険者でしたし、向こうの方は覚えていないでしょうが。「PKまで雇うのはどーよ!」と、銀行前に座り込みをしていた方にtellしたら「知らん」と一言だけ返されました。
JBもアジアも無かったあの頃。結局仲間を犠牲にして逃げたあの頃… 若かった…(遠い目)


そして現在。夜間は隠さなくてもいい本キャラでの銀行前座り込みアリ。
多国籍キャラでの影響度削り、時々PK。PKさんはマラカイボだけでなくカラカス前にも出現します。狩られても狩られても、×が取れたら何度でも立ち上がる不屈の精神…? 投資は初期と変わらず、ランキングに出ないようキャラを分散。そんな感じでやってるみたいです。深夜など、ジェノヴァにも手を出してくることも。まあこちらは、他国影響度がキレーに吹っ飛んでますので見ればわかると思いますが。。





で、何ヶ月か見てきて―― カリブに通いながら見てきて、ですが、思ったのは


 フランス一般人は 水平線の彼方に置き去りだよね


と、いうこと。



せっかく沢山のプレイヤーがいるのに蚊帳の外って勿体ない…。

フランス旗にこだわって24時間体制で投資監視をしているのに、フランス商人、誰もカリブ来ないんですよ。投資しているご本人様たち以外。リオデジャネイロならソロで金積んでる人たまに見かけるのに、マラカイボはほんとに来ない。むしろ敬遠されている感じ。(笑)
ヴェネメインでやってるフレが、フランスキャラでマラカイボに出かけたら、たまたま居た投資監視の人が支援してくれた、と言っていたので、一応、自国のためという建前はあるのかもしれません。…が、事実としてあまり使われていないというのは変えられない。


私は投資の指揮をとってるわけでもないし、ヴェネプレイヤー全体が見えているわけでもないけれど、フレや商会員の動きを見ていると、南カリブの交易をしている人が立ち寄ったついでに対抗投資を行って防衛しています。まあ自分もそう。
ヴェネツィア側は、良く利用する港だから投資。利用している多くの人が薄く広く投資していて、カラカスと併せて頻繁に訪れる場所という認識で防衛しようとしている。これは理解できますし、賛同もできる行動です。

一方、フランス側は、ごく一部の人たちが利用したくて、その人たちが集中的に投資しているように見える。ただし利用している人たちはマラカイボ単体で使っているのではなくて、ヴェネ、ネデ、ポルなど多国籍キャラを所有して、マラカイボの金の相場が悪くてもウィレムスタッドの金、カラカスの宝石、あるいは足を伸ばしてリマまでトゥンバカを積にもいけるようにしたうえで欲しがっている。
ここがよく分からないのです。
―― ヴェネツィア国籍のキャラを所有していて、カラカスまで宝石を買いに来るのなら、そもそもマラカイボを、敢えてフランス旗にする必要はないんじゃないか…?

自分のキャラと同じ国の同盟港になっていれば、同盟港のメリットが受けられるんですから。
納得できないのです。中の人、腹黒いのは許せますがスジの通らないのは嫌いです。



前述したように、私が南カリブで交易やってるのは、いつも誰かしら居て情報がもらえるからです。
でも、フランス側は限られた人しか来なくて、その限られた人たちは旗の監視はするけど港を利用する人を育てようとか、支援しようという気が薄いように見えたのです。勿体無い! 同盟港は旗とりゲームじゃなくて、協力プレイのための要素だよ!

ごく少数の、多数のアカウントを持っているスキルの高い人(=略して多垢廃、と呼ばれている)だけが国勢を左右していて、つまり一部の人だけが騒いでいて、それ以外の人たちは全く無関心。そんなの楽しいんだろうか。同盟港システムが、一部の上級プレイヤーが支配して、国の方針を決めるためのシステムになっちゃっていいの?
おまけにマラカイボに埋まってるキャラを観察してカウントしてたらすごい数が居たし…。
アカウントを増やすのはお金さえあれば出来るけど、中の人は少ないのにキャラだけわらわら増えてもなあ。
それはMMOとしてはマズいんじゃないの?


そう思ったから、このゲームの中で演じる「ヴェネツィア人」キャラとして、ヴェネツィア国籍プレイヤーのために頑張るってみようとか、投資戦を挑まれている港の防衛に力を貸そうと考えたのです。




ヴェネツィアだのフランスだの言っても、所詮、ゲーム内の国籍です。
ゲーム外ではみんな日本人、子連れのフランス人連れてオフ会で遊園地行っちゃったりしてます。
うちのキャラを亡命させれば、今日から私もフランス人です。

でも遊びだからこそ、遊びの中のルールが気に食わなかったらゲーム内で対抗したくもなる。
理由のない投資戦であり、同盟港として維持するメリットが相手方に見えない。強いて言うなら「奪った」という事実が欲しい。或いは、こちらの交易の邪魔をしたい。そうとしか見えない。
やり方からしても、投資のメリットが欲しくてやっているわけではない 自国の他プレイヤーのためでもない と私は結論しました。


一方的に思い込んでるわけじゃなく。
マラカイボで待っていてくれたフランスの方や、ヴェネキャラ使ってカラカスで宝石積んでたフランスの方とお話をしたこともあります。
まー、なんか思うところあったら直接ぶつけてみりゃええ。とか思ってるんで中の人、熱心に投資してる人が色んな国のキャラ使って交易しちゃったら、フランスの「国」としては盛り上がらんだろ。とかズバリ言っちゃったこともあるぜ(笑) 返事なかったけどな…。

フランスは無差別海賊しかいない とか情報古いひとも混じってました。
それはどーなんだ。私掠さんも一杯いるのに。自国の軍人さんに失礼ダロ。
今は無差別といえばむしろネーデルランドじゃないのか…。

かつてフランスに無差別PKが集中して無差別国家と呼ばれた時代、「自国民は襲いません!」とスローガンを掲げて、何故かバルト海と黒海でPK活動(ヴェネ、イングの冒険者や初心者を襲ってた)をされていた方が、いまイボにキャラを埋め込んで投資監視している方の一人なわけですが、あの頃必要とされていたのは「他国の軍人でもない人を狩る」ことではなく「自国民を無差別から守る」ことじゃーなかったのかな。
今も必要とされているのは、「ライバル国を蹴落としてその交易路を破壊する」ことじゃなくて、「自国の交易路を確立して支援する」ことじゃないのかなー…。

あちこちに戦いの矛先を向けて力づくてねじ伏せてゆくよりは、共存共栄のほうが私は好きですよ。
わざわざ敵対関係にしようとしないヴェネツィアのプレイヤーコミュニティのやり方のほうがいい。



まあ、ながながと書きすぎましたが、以上は、何が起きてるんだか分からない当事国のプレイヤーおよび、傍観している他国の方への情報公開。
それと、自分の意見も織り交ぜて、ヴェネツィア人としてプレイしている方に一緒に役を演じようぜ! というお誘い。






敢えて言おう。
このゲームの中でも、リアルと同じようにヴェネツィアは共和制である、と。


コミュニティのあり方は様々です。少人数の高レベルプレイヤーだけで作られる安定したコミュニティ、それもアリっちゃアリ。しかしNotosサーバのヴェネツィアの場合、それを良しとはしていない。

共和制ゆえに「俺がリーダーだ」的な目立ち方は出来にくい。
皆で広く浅く、楽しみつつも時々は義務を果たすことを要求される。
いつも情報チャットが賑やかなのでちょっと忙しい時もある。
だけど、横のつながりが強固で交流や情報伝達が盛んで、困ってるときに誰かがいて、まー人付き合いわずらわしいこともあるけど寂しくはないかな。

初心者でもキャラ1人でもイベントに参加したい、何か役に立ってる感が欲しい、そんな人にはうってつけ。

ふだん首都にあんまり人がいないのが難点だけど、定期集会なんかのイベントに来てフレ登録をしておけば、おのずと人付き合いは広がります。支援をお願いしたりすることも出来るし。

逆に言えば、どこまでもソロで淡々と活動したい人にはあまり向かないのかも。そもそも自宅のある首都があまりにもヘンピすぎるので、ソロ嗜好や効率重視の人は選ばなさそうな国ですけどね。(笑)

10人委員会(※)のような組織こそ無いものの、歴史に即したヴェネツィア市民的ロールプレイが出来たり出来なかったり!

ま、私はけっこう気に入ってます。




最後に、忘れちゃいけないことをもう一度。
ゲームの中のお話だから、みんな自分のキャラの役割を演じてるだけなのです。

私は南カリブに土地(PF)を買って、交易をはじめた冒険者の役。極悪商人にパシらされる日々に嫌気が差して、「ちくしょーおいらもお金持ちになってやるうう」と泣きながら飛び出したのです。地図が出たらためらいなく開けちゃう。時々わけもなく遺跡に通う。
妖精学も冒険スキルですよ。視認スキルR9だから同じ海域で活動している人がよく見えるだけなんです。

キャラ演じるの忘れてリアルでマジになっちゃったら、もうゲームじゃないからね。















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こそっと



ブログなんて大本営、嘘を嘘と見抜けない者にはなんとやら。
あと…こちらが休日しか見てませんよ、と書いたからって平日に油断してましたね


自称妖精さん、実は本体キャラ知ってました。。ゴメン、まったりの人だよね
でも妖精さんに中の人はいない設定なので知らないフリしておきますね
深夜のジェノヴァに本体キャラと一緒に来たりしちゃダメですよ、見たくない見たくないっ


後ろつけてきたオレンジ色の妖精さんが上陸地点でバッカニアに襲われるのを見て笑ってしまったのはナイショ
ほほえましい一瞬でした
そのあと洋上追いかけられて泣きそうになったけどな!




※このブログ大航海エントリはほとんど人見てねーんですよ残念ながら…
投稿から午前10時まで、閲覧者は13名なんです… 


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